Vanilla/Books/Book3ValuableOnOblivion

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題名 Edit

原題 Edit

訳題 Edit

本文 Edit

原文 Edit

<font face=1><br>
<DIV align="center">On Oblivion<br>
by Morian Zenas<br>
<DIV align="left"><IMG src="Book/fancy_font/i_51x61.dds" width=51 height=61>t is improper, however customary, to refer to the denizens of the dimension of Oblivion as "demons."  This practice probably dates to the Alessian Doctrines of the First Era prophet Marukh -- which, rather amusingly, forbade "trafficke with daimons" and then neglected to explain what daimons were.  <br>
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It is most probable that "daimon" is a misspelling or etymological rendition of "Daedra," the old Elven word for those strange, powerful creatures of uncertain motivation who hail from the dimension of Oblivion.  ("Daedra" is actually the plural form; the singular is "Daedroth.")  In a later tract by King Hale the Pious of Skyrim, almost a thousand years after the publication of the original Doctrines, the evil machinations of his political enemies are compared to "the wickedness of the demons of Oblivion... their depravity equals that of Sanguine itself, they are cruel as Boethiah, calculating as Molag Bal, and mad as Sheogorath."  Hale the Pious thus long-windedly introduced four of the Daedra lords to written record.  <br>
<br>
But the written record is not, after all, the best way to research Oblivion and the Daedra who inhabit it.  Those who "trafficke with daimons" seldom wish it to be a matter of public account.  Nevertheless, scattered throughout the literature of the First Era are diaries, journals, notices for witch burnings, and guides for Daedra-slayers.  These I have used as my primary source material.  They are at least as trustworthy as the Daedra lords I have actually summoned and spoken with at length.  <br>
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Apparently, Oblivion is a place composed of many lands -- thus the many names for which Oblivion is synonymous:  Coldharbour, Quagmire, Moonshadow, etc.  It may be correctly supposed that each land of Oblivion is ruled over by one prince.  The Daedra princes whose names appear over and over in ancient records (though this is not an infallible test of their authenticity or explicit existence, to be sure) are the afore-mentioned Sanguine, Boethiah, Molag Bal, and Sheogorath, and in addition, Azura, Mephala, Clavicus Vile, Vaernima, Malacath, Hoermius (or Hermaeus or Hormaius or Herma -- there seems to be no one accepted spelling) Mora, Namira, Jyggalag, Nocturnal, Mehrunes Dagon, and Peryite.<br>
<br>
From my experience, Daedra are a very mixed lot.  It is almost impossible to categorize them as a whole except for their immense power and penchant for extremism.  Be that as it may, I have here attempted to do so in a few cases, purely for the sake of scholastic expediency.<br>
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Mehrunes Dagon, Molag Bal, Peryite, Boethiah, and Vaernima are among the most consistently "demonic" of the Daedra, in the sense that their spheres seem to be destructive in nature.  The other Daedra can, of course, be equally dangerous, but seldom purely for the sake of destruction as these five can.  Nor are these previous five identical in their destructiveness.  Mehrunes Dagon seems to prefer natural disasters -- earthquakes and volcanoes -- for venting his anger.  Molag Bal elects the employment of other daedra, and Boethiah inspires the arms of mortal warriors.  Peryite's sphere seems to be pestilence, and Vaernima's torture.<br>
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In preparation for the next instalment in this series, I will be investigating two matters that have intrigued me since I began my career as a Daedra researcher.  The first is on one particular Daedroth, perhaps yet another Daedra prince, referred to in multiple articles of incunabula as Hircine.  Hircine has been called "the Huntsman of the Princes" and "the Father of Man-beasts," but I have yet to find anyone who can summon him.  The other, and perhaps more doubtful, goal I have is to find a practical means for mortal men to pass through to Oblivion.  It has always been my philosophy that we need only fear that which we do not understand -- and with that thought in mind, I ever pursue my objective.<br>
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訳文 Edit

<font face=1><br>
<DIV align="center">Oblivionについて<br>
著者:Morian_Zenas<br>
<DIV align="left"><IMG src="Book/fancy_font/o_69x62.dds" width=69 height=62>blivionの住人に「悪魔」として言及することは、不適切だが習慣的になっていることである。この習慣は、恐らく、第1時代の預言者Marukhの手になる〈Alessian教義〉〔Alessian_Doctrines〕に遡るものだろう。極めて興味ぶかいことに、それは「daimonとの取引」を禁じておいて、そのdaimonが何であるかの説明を怠っているのである。<br>
<br>
最も可能性の高いことは、その「daimon」が、「Daedra」の綴り違い、あるいは、「Daedra」の語源として解釈されるもの――不明瞭の動機に基づいてOblivion界から訪れる、あの奇妙かつ強靭なる生物を意味する、古代Elfの言葉――であることだ。(実際のところ、「Daedra」は複数形である。その単数形は「Daedroth」である。)オリジナルの教義が公にされてから約1千年後に当たる、Skyrimの敬虔王Haleの手になる小冊子に於いては、彼の政敵の邪悪なる策謀は「Oblivionの悪魔の邪悪性に喩えられるものである……連中の堕落はSanguineそれ自身の堕落に匹敵する、連中はBoethiahのように冷酷であり、Molag_Balのように狡猾であり、Sheogorathのように狂気に陥っている。」こうして、敬虔なるHaleは、書き留められた記録を参照しながら、4人のDaedraの公爵を冗舌に紹介していくことになる。<br>
<br>
しかし、結局のところ、書き留められた記録は、Oblivionと其処に生息するDaedraを研究するための最上の方法ではない。「daimonとの取引」を行うような人々は、滅多に、公的に報告されるような事件を望まないからである。それにも関わらず、第1時代の文献の中には、魔女の火刑に関する日記・日誌・公告、そして、Daedraの殺戮者に関する手引書が散見されるものである。私は、これらを直接の情報資料として用いた。それらは、少なくとも、私が実際に召喚して長々と言葉を交わしたDaedraの公爵と同程度に信頼の置けるものである。<br>
<br>
おそらく、Oblivionは多数の国々から構成される場所である。それ故に、Oblivionを指し示す多数の名前は同義である。例えば、「冷たい入江」〔Coldharbour〕、「湿地」〔Quagmire〕、「月の影」〔Moonshadow〕などである。Oblivionの各国が1人の王子によって支配されていることは正しいように思われる。古代の記録に幾度も繰り返し名前の登場する(もちろん、これは、彼らが本当にあるいは明白に存在することを確証するための絶対に正しい基準ではないが)Daedraの王子たちは、先に述べられたSanguine、Boethiah、Molag_Bal、Sheogorathに加えて、Azura、Mephala、Clavicus_Vile、Vaernima、Malacath、Hoermius(HermaeusあるいはHormaiusあるいはHerma。誰も綴りを理解できないようである。)、Mora、Namira、Jyggalag、Nocturnal、Mehrunes_Dagon、Peryiteである。<br>
<br>
私の経験から言って、Daedraは混じり合った1個の代物である。その途方も無い力と過激主義に向かう傾向を除いては、彼らを全体的に分類することは殆ど不可能である。何れにせよ、ここに於いて、純粋なる学術的便宜のために、少ない事例に基づいて、そのようなこと〔Daedraの全体的分類〕を私は試みた。<br>
<br>
Mehrunes_Dagon、Molag_Bal、Peryite、Boethiah、Vaernimaは、彼らの本分が正しく破壊的であるように思われるという意味に於いて、Daedraの内でも、とりわけ絶えず"悪魔的"であるような者達である。もちろん、その他のDaedraもまた同等に危険で在り得る。しかし、これらの5人にとっては在り得るように、純粋に破壊のために破壊するようなことは滅多に無いものである。また、その破壊の質に於いて、これらの先述の5人は同様ではない。Mehrunes_Dagonは、その怒りを発散させるために自然災害――地震と噴火――を好むようだ。Molag_Balは他のDaedraを雇い入れることを選んで、Boethiahは不死なる戦士による戦闘をけしかける。Peryiteの本分は疫病、Vaernimaの本分は拷問のようである。<br>
<br>
このシリーズの次回の準備として、Daedra研究者という職業に就いた時から興味を惹かれてきた2つの問題について調査する積もりである。第一は、彼も恐らく王子の1人であるだろう、古代の多様なる記事に於いてHircineとして言及されている、ある特定のDaedrothについて。Hircineは「王子たちの猟犬」そして「人獣の父祖」と呼ばれてきたが、彼の召喚が可能である人物を私は依然として探さなければならない。もう一方の目標は、恐らく極めて在りそうに無いだろうが、死すべき人間がOblivionに入り込むための実用的手段を見つけることである。我々に必要であるものは、我々が理解していないということに対する恐怖のみである。それが、いつでも私の哲学であった。そして、その思想を心中に抱いて、私は自身の目標を絶えず追い求めているのである。<br>
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<DIV align="center">Oblivionについて<br>
著者:Morian_Zenas<br>
<DIV align="left"><IMG src="Book/fancy_font/o_69x62.dds" width=69 height=62>blivionの住人を「悪魔(demon)」と呼ぶことは、習慣的になっているが、適切ではない。この習慣は、恐らく、第1時代の預言者Marukhの手になる〈Alessiaの教義〉〔Alessian_Doctrines〕に遡るものだろう。極めて興味ぶかいことに、それは「daimonとの取引」を禁じておきながら、そのdaimonが何であるかの説明を怠っているのである。<br>
<br>
可能性がもっとも高いのは、「daimon」とは、「Daedra」――不明瞭の動機に基づいてOblivion界から訪れる、あの奇妙かつ強靭なる生物を意味する、古代Elfの言葉――の綴り違い、あるいは「Daedra」を語源として変化したものであるということだ。(実際のところ、「Daedra」は複数形であり、単数形は「Daedroth」である。)オリジナルの〈教義〉が公にされてから約1千年後の、Skyrimの敬虔王Haleの手になる小冊子の中では、王の政敵の邪悪なる策謀を例えて、「Oblivionの悪魔の邪悪さのごときもの……連中の堕落はSanguineそれ自身の堕落に匹敵する、連中はBoethiahのように冷酷であり、Molag_Balのように狡猾であり、Sheogorathのように狂気に陥っている」と述べている。このようにくだくだしく、敬虔王Haleは4人のDaedra_Lordを文字資料として書き残している。<br>
<br>
しかし結局のところ、文字資料は、Oblivionとそこに生息するDaedraを研究するには最上の方法ではない。「daimonとの取引」を行うような人々は、それについての記述を公表することをめったに望まないからである。それでも、第1時代の文献の中には、魔女の火刑に関する日記・記録・公告や、Daedraを退治する者のための手引書などが散見される。私は、これらを主要な資料として利用してきた。それらは、少なくとも、私が実際に召喚して長々と言葉を交わしたDaedra_Lordと同程度に信頼の置けるものである。<br>
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おそらく、Oblivionは多数の国々から構成される場所のようである。ゆえに、Oblivionを指し示す多数の名前は同義である。例えば、「冷たい入江」〔Coldharbour〕、「湿地」〔Quagmire〕、「月の影」〔Moonshadow〕などである。Oblivionの各国がそれぞれ1人のprinceによって支配されているという推測は、間違っていないと思われる。古代の記録に幾度も繰り返し登場するDaedra_princeの名前は以下のものである(記録に登場するという事が、彼らが本当にあるいは明白に存在することの証拠にはならないのはもちろんであるが)。先述のSanguine、Boethiah、Molag_Bal、Sheogorathに加えて、Azura、Mephala、Clavicus_Vile、Vaernima、Malacath、Hoermius(HermaeusあるいはHormaiusあるいはHerma。誰も正しい綴りがわからないようである)、Mora、Namira、Jyggalag、Nocturnal、Mehrunes_Dagon、Peryiteである。<br>
<br>
私の経験から言って、Daedraは非常に異なったものの集まりである。その途方も無い力と過激主義に向かう傾向において共通するという点を除いては、彼らをまとめて分類することは殆ど不可能である。ともかく、ここに於いて私は、純粋なる学術的便宜のために、いくつかの事例についてそのようなこと〔Daedraの全体的分類〕を試みた。<br>
<br>
Mehrunes_Dagon、Molag_Bal、Peryite、Boethiah、Vaernimaは、彼らの本分が本質的に破壊的であるらしいという意味に於いて、Daedraの内でも特に一貫して"悪魔的"である者たちである。もちろん、その他のDaedraもまた同等に危険でありうるが、これらの5人のように純粋に破壊のために破壊するようなことは滅多に無い。また、これら先述の5人も、その破壊の質に於いて同じではない。Mehrunes_Dagonは、その怒りを発散させるために自然災害――地震と噴火――を好むようだ。Molag_Balは他のDaedraを使役することを選ぶし、Boethiahは定命の戦士たちによる戦闘を引き起こす。Peryiteの本分は疫病、Vaernimaの本分は拷問のようである。<br>
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このシリーズの次の著作の準備として、私がDaedra研究者となって以来ずっと興味を惹かれてきた2つの問題について調査する積もりである。第一は、恐らくもう一人のDaedra_princeであると思われる、古代の複数の記事に於いてHircineと呼ばれているDaedrothについて。Hircineは「Princeたちの狩猟係」、「人獣の父祖」と呼ばれてきた。だが、私はまだ、彼を召喚できる人物を見つけていない。もう一つの目標は、恐らくさらに難しいであろうが、死すべき人間がOblivionに入り込むための実用的手段を見つけることである。「理解できないものに対しては、恐れを抱くことだけが必要である」ということを、私はずっと自分の哲学としてきた。そして、その思想を心中に抱いて、私は自身の目標を絶えず追い求めているのである。<br>
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<DIV align="center">Oblivionについて<br>
著者:Morian_Zenas<br>
<DIV align="left"><IMG src="Book/fancy_font/o_69x62.dds" width=69 height=62>blivionの住人を「悪魔(demon)」と呼ぶことは、習慣的になっているが、適切ではない。この習慣は、恐らく、第1紀の預言者Marukhの手になる〈Alessiaの教義〉〔Alessian_Doctrines〕に遡るものだろう。極めて興味ぶかいことに、それは「daimonとの取引」を禁じておきながら、そのdaimonが何であるかの説明を怠っているのである。<br>
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可能性がもっとも高いのは、「daimon」とは、「Daedra」――不明瞭の動機に基づいてOblivion界から訪れる、あの奇妙かつ強靭なる生物を意味する、古代Elfの言葉――の綴り違い、あるいは「Daedra」を語源として変化したものであるということだ。(実際のところ、「Daedra」は複数形であり、単数形は「Daedroth」である。)オリジナルの〈教義〉が公にされてから約1千年後の、Skyrimの敬虔王Haleの手になる小冊子の中では、王の政敵の邪悪なる策謀を例えて、「Oblivionの悪魔の邪悪さのごときもの……連中の堕落はSanguineそれ自身の堕落に匹敵する、連中はBoethiahのように冷酷であり、Molag_Balのように狡猾であり、Sheogorathのように狂気に陥っている」と述べている。このようにくだくだしく、敬虔王Haleは4人のDaedra_Lordを文字資料として書き残している。<br>
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しかし結局のところ、文字資料は、Oblivionとそこに生息するDaedraを研究するには最上の方法ではない。「daimonとの取引」を行うような人々は、それについての記述を公表することをめったに望まないからである。それでも、第1紀の文献の中には、魔女の火刑に関する日記・記録・公告や、Daedraを退治する者のための手引書などが散見される。私は、これらを主要な資料として利用してきた。それらは、少なくとも、私が実際に召喚して長々と言葉を交わしたDaedra_Lordと同程度に信頼の置けるものである。<br>
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おそらく、Oblivionは多数の国々から構成される場所のようである。ゆえに、Oblivionを指し示す多数の名前は同義である。例えば、「冷たい入江」〔Coldharbour〕、「湿地」〔Quagmire〕、「月の影」〔Moonshadow〕などである。Oblivionの各国がそれぞれ1人のprinceによって支配されているという推測は、間違っていないと思われる。古代の記録に幾度も繰り返し登場するDaedra_princeの名前は以下のものである(記録に登場するという事が、彼らが本当にあるいは明白に存在することの証拠にはならないのはもちろんであるが)。先述のSanguine、Boethiah、Molag_Bal、Sheogorathに加えて、Azura、Mephala、Clavicus_Vile、Vaernima、Malacath、Hoermius(HermaeusあるいはHormaiusあるいはHerma。誰も正しい綴りがわからないようである)、Mora、Namira、Jyggalag、Nocturnal、Mehrunes_Dagon、Peryiteである。<br>
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私の経験から言って、Daedraは非常に異なったものの集まりである。その途方も無い力と過激主義に向かう傾向において共通するという点を除いては、彼らをまとめて分類することは殆ど不可能である。ともかく、ここに於いて私は、純粋なる学術的便宜のために、いくつかの事例についてそのようなこと〔Daedraの全体的分類〕を試みた。<br>
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Mehrunes_Dagon、Molag_Bal、Peryite、Boethiah、Vaernimaは、彼らの本分が本質的に破壊的であるらしいという意味に於いて、Daedraの内でも特に一貫して"悪魔的"である者たちである。もちろん、その他のDaedraもまた同等に危険でありうるが、これらの5人のように純粋に破壊のために破壊するようなことは滅多に無い。また、これら先述の5人も、その破壊の質に於いて同じではない。Mehrunes_Dagonは、その怒りを発散させるために自然災害――地震と噴火――を好むようだ。Molag_Balは他のDaedraを使役することを選ぶし、Boethiahは定命の戦士たちによる戦闘を引き起こす。Peryiteの本分は疫病、Vaernimaの本分は拷問のようである。<br>
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このシリーズの次の著作の準備として、私がDaedra研究者となって以来ずっと興味を惹かれてきた2つの問題について調査する積もりである。第一は、恐らくもう一人のDaedra_princeであると思われる、古代の複数の記事に於いてHircineと呼ばれているDaedrothについて。Hircineは「Princeたちの狩猟係」、「人獣の父祖」と呼ばれてきた。だが、私はまだ、彼を召喚できる人物を見つけていない。もう一つの目標は、恐らくさらに難しいであろうが、死すべき人間がOblivionに入り込むための実用的手段を見つけることである。「理解できないものに対しては、恐れを抱くことだけが必要である」ということを、私はずっと自分の哲学としてきた。そして、その思想を心中に抱いて、私は自身の目標を絶えず追い求めているのである。<br>
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Last-modified: 2011-07-15 (金) 12:12:59