//=================================== // Format_ver:0.0.1 (2008-01-01) // // 【解説】 // ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレート記載のヘッダです。 // ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します // // 【記述ガイド】 // ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが付いたまま // コピペすると編集上も表示上も便利です // // 【注意】 // ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は // 『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』 // になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に // 正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。 // ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_)に置き換える事が // 基本でしたが、最近の日本語化パッチではこれを行なわなくても大抵は上手く行くように // 改良されているようです。よって無理に置換する必要は無いです // ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていくようにして下さい // ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残して置いて下さい(プログラム処理用) //=================================== *題名 [#f75461eb] **原題 [#ec7a30a1] -【原題記述エリア】 **訳題 [#q8b3b854] -【訳題記述エリア】 *本文 [#w57b72ae] **原文 [#text_en] // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。 #pre{{{ <div align="center"><font face=1>Shezarr and the Divines<br> <br> By Faustillus Junius<br> Subcurator of Ancient Theology and Paleonumerology<br> Imperial Library <br> <br> <div align="left"> The position Shezarr enjoys in Cyrodilic worship if often misconstrued. He, and a thousand other deities, have sizeable cults in the Imperial City. Shezarr is especially venerated in the Colovian West, though he is called Shor there, as the West Kings are resolutely, and religiously, Nordic. <p> The haziness of Shezarr's relationship to the Divines (he is often called their 'Missing Sibling') begins with St. Alessia, the so-called 'Slave Queen of Cyrodiil, the founder figure of the original Cyrodilic Empire. In the earliest Cyro-Nordic stories of the Heartland, Shezarr fought against the Ayleids (the 'Heartland Highelves') on mankind's behalf. Then, for some unknown reason, he vanishes from the stage (presumably to help other humans elsewhere), and, without his leadership, the Ayleids conquer the humans and enslave them. <p> This slavery lasts for generations. The isolated humans eventually begin to venerate the pantheon of their masters, or at least assimilate so much of High Elven religious practices into their native traditions that the two become indistinguishable. <p> In 1E242, under the leadership of Alessia, her demigod lover, Morihaus-Breath-of-Kyne, and the infamous Pelinal Whitestrake, the Cyrodilic humans revolt. When Skyrim lends its armies to the Slave-Queen of the South, the revolution succeeds. The Ayleid Hegemonies are quickly overthrown. Shortly thereafter, White Gold Tower is captured by Alessia's forces, and she promptly declares herself the first Empress of Cyrodiil. Part of the package meant that she had to become the High Priestess of Akatosh, as well. <p> Akatosh was an Aldmeri god, and Alessia's subjects were as-yet unwilling to renounce their worship of the Elven pantheon. She found herself in a very sensitive political situation. She needed to keep the Nords as her allies, but they were (at that time) fiercely opposed to any adoration of Elven deities. On the other hand, she could not force her subjects to revert back to the Nordic pantheon, for fear of another revolution. Therefore, concessions were made and Empress Alessia instituted a new religion: the Eight Divines, an elegant, well-researched synthesis of both pantheons, Nordic and Aldmeri. <p> Shezarr, as a result, had to change. He could no longer be the bloodthirsty anti-Aldmer warlord of old. He could not disappear altogether either, or the Nords would have withdrawn their support of her rule. In the end, he had become "the spirit behind all human undertaking." Even though this was merely a thinly-disguised, watered-down version of Shor, it was good enough for the Nords. <p> As for why Tiber Septim has not attempted to 'revitalize' Shezarr during his wars against the Aldmeri Dominion, we can only speculate that, at this time, memories of the Alessian Order痴 follies (the Dragon Break, the War of Righteousness, the defeat at Gelnumbria Moors) would only damage his campaign for the Imperial Crown. }}} **訳文 [#text_ja] // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。 #pre{{{{ <div align="center"><font face=1>Shezarr and the Divines<br> <br> Faustillus Junius 著<br> 古代神学及び古代数秘学に関する学芸員補<br> Imperial Library <br> <br> <div align="left"> しばしば誤解されるほど、ShezarrのCyrodiil信仰における位置づけは愉快なものである。彼の神と、他の千もの神はImperial Cityでは大きな教団を形成している。Shezarrは特に西Colovianで崇拝されているが、West Kings(西国の王たち)は厳密に、Nordは宗教的にShorと呼んでいる。 <p> ShezarrのDivineとの関係は霞んでいるが、(彼はよく「失われた兄弟」と呼ばれている)これは最初のCyrodiil帝国を築いた創立者である「CyrodiilのSlave Queen(奴隷女王)」と呼ばれている聖Alessiaのためである。最初期のCyrodiilとNordのHeartlandにおける物語では、Shezarrは人類のためにAyleid(「HeartlandのHighelfたち」ともいう)と戦っていたという。それから何らかの事情で彼はその場から消え去り、(恐らくは他の地の人間を助けに行ったとされる)旗頭である彼を失った人間は、Ayleidに征服され、奴隷となった。 <p> この奴隷制度は数世代に渡って続いた。孤立した人間は、ついには彼らの主人たちと信仰を同じくするか、少なくともAyleidの伝統的な宗教の習慣であるHigh Elfの宗教に非常によく溶け込み、二者の見分けがつかないくらいになってしまった。 <p> 第一紀242年、Alessiaと彼女の半神なる恋人であるMorihaus-Breath-of-Kyneと、悪名高きPelinal Whitestrakeの旗の下、Cyrodiilの人間は反乱を起こした。Skyrimが南方のSlave-Queenに軍を派遣し、革命は成功した。Ayleidの覇権は速やかに打ち倒された。その後まもなく、White Gold TowerはAlessiaの軍隊に占領され、すぐに彼女はCyrodiilの最初の皇后であることを宣言した。その政策の一部に、彼女が同様に Akatoshを崇める高位聖職者となることを定めることを意味するものがあった。 <p> AkatoshはAldmerの神であるため、Alessiaの政策上、エルフ信仰における彼らの崇拝を崩す気にはなれなかったのだ。彼女は、非常に敏感な政治的立場に置かれていることに気がついた。同盟国としてNordとの仲を保つ必要はあったが、彼らはエルフの神を信仰することは(当時は)厳しく糾弾していた。その一方で、また革命を起こされることを恐れて、Nord信仰への回帰を強いる政策は出来なかった。したがって妥協がなされ、 Alessia皇后は新たに宗教を創立することとなった。それがEight Divinesであり、NordとAldmer両方の信仰がよく研究され、合成された、洗練されたものであった。 <p> Shezarrはその結果、変化を迫られた。もう昔の血に飢えた、反Aldmerの司令官ではいられなくなった。完全に姿を隠すことも、Nordに彼女の法令の指示を撤回させることもできたわけではなかった。結局、彼は「全ての人間の使命の影にいる霊」となった。たとえこれがShorの浅薄さに偽られ、水に薄められたものであったとしても、Nordたちはそれで十分だった。 <p> Tiber SeptimがAldmerの国との戦争に当たって、Shezarrを『復活させよう』としなかった理由については、当時、Alessian Orderの愚挙(Dragon Break、The War of Righteousness(Rightrousness戦争)、Gelnumbria Moorsの敗北)の記憶が帝国の冠を被るためのキャンペーンに打撃を与えたのであろうと推測することしかできない。 }}}} // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。 #pre{{{{ <div align="center"><font face=1>Shezarr and the Divines<br> <br> Faustillus Junius 著<br> 古代神学及び古代数秘学に関する学芸員補<br> Imperial Library <br> <br> <div align="left"> しばしば誤解されるほど、ShezarrのCyrodiil信仰における位置づけは愉快なものである。彼の神と、他の千もの神はImperial Cityでは大きな教団を形成している。Shezarrは特に西Colovianで崇拝されているが、West Kings(西方の王たち)は厳密に、Nordは宗教的にShorと呼んでいる。 <p> ShezarrのDivineとの関係は霞んでいるが、(彼はよく「失われた兄弟」と呼ばれている)これは最初のCyrodiil帝国を築いた創立者である「CyrodiilのSlave Queen(奴隷女王)」と呼ばれている聖Alessiaのためである。最初期のCyrodiilとNordのHeartlandにおける物語では、Shezarrは人類のためにAyleid(「HeartlandのHighelfたち」ともいう)と戦っていたという。それから何らかの事情で彼はその場から消え去り、(恐らくは他の地の人間を助けに行ったとされる)旗頭である彼を失った人間は、Ayleidに征服され、奴隷となった。 <p> この奴隷制度は数世代に渡って続いた。孤立した人間は、ついには彼らの主人たちと信仰を同じくするか、少なくともAyleidの伝統的な宗教の習慣であるHigh Elfの宗教に非常によく溶け込み、二者の見分けがつかないくらいになってしまった。 <p> 第一紀242年、Alessiaと彼女の半神なる恋人であるMorihaus-Breath-of-Kyneと、悪名高きPelinal Whitestrakeの旗の下、Cyrodiilの人間は反乱を起こした。Skyrimが南方のSlave-Queenに軍を派遣し、革命は成功した。Ayleidの覇権は速やかに打ち倒された。その後まもなく、White Gold TowerはAlessiaの軍隊に占領され、すぐに彼女はCyrodiilの最初の皇后であることを宣言した。その政策の一部に、彼女が同様に Akatoshを崇める高位聖職者となることを定めることを意味するものがあった。 <p> AkatoshはAldmerの神であるため、Alessiaの政策上、エルフ信仰における彼らの崇拝を崩す気にはなれなかったのだ。彼女は、非常に敏感な政治的立場に置かれていることに気がついた。同盟国としてNordとの仲を保つ必要はあったが、彼らはエルフの神を信仰することは(当時は)厳しく糾弾していた。その一方で、また革命を起こされることを恐れて、Nord信仰への回帰を強いる政策は出来なかった。したがって妥協がなされ、 Alessia皇后は新たに宗教を創立することとなった。それがEight Divinesであり、NordとAldmer両方の信仰がよく研究され、合成された、洗練されたものであった。 <p> Shezarrはその結果、変化を迫られた。もう昔の血に飢えた、反Aldmerの司令官ではいられなくなった。完全に姿を隠すことも、Nordに彼女の法令の指示を撤回させることもできたわけではなかった。結局、彼は「全ての人間の使命の影にいる霊」となった。たとえこれがShorの浅薄さに偽られ、水に薄められたものであったとしても、Nordたちはそれで十分だった。 <p> Tiber SeptimがAldmerの国との戦争に当たって、Shezarrを『復活させよう』としなかった理由については、当時、Alessian Orderの愚挙(Dragon Break、The War of Righteousness(Righteousness戦争)、Gelnumbria Moorsの敗北)の記憶が帝国の冠を被るためのキャンペーンに打撃を与えたのであろうと推測することしかできない。 }}}}