Shivering Isles/Books/SEBookRavingsofFenroy の変更点

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// Format_ver:0.0.1 (2008-01-01)
//
// 【解説】
// ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレート記載のヘッダです。
// ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します
// 
// 【記述ガイド】
// ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが付いたまま
//  コピペすると編集上も表示上も便利です
//
// 【注意】
// ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は
//  『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』
//  になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に
//  正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。
// ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_)に置き換えてください
// ・半角スペースを記述するとそこで改行扱いになるので注意して下さい
// ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていくようにして下さい
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*題名 [#name]
**原題 [#name_en]
-The Ravings of Fenroy

**訳題 [#name_ja]
-Fenroyの戯言

*本文 [#text]
**原文 [#text_en]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。
#pre{{{
<font face=1><div align="center">The Ravings of Fenroy<br>
<br>
<br>
<div align="left"><br>
<br>
[The following pieces were gathered from the author's cell shortly before his untimely death at his own hands. Written primarily on bedsheets and the bare stone of his floor, using only his own bodily fluids for ink, some of the transcriptions represent the editors' best guesses at the author's true intent.]<br>
<br>
Mother said there was no reason<br>
It's just the way it is<br>
Mother lies<br>
I can see rain, I can feel rain<br>
I can only feel wind<br>
Someone is hiding<br>
<br>
<br>
If I walk through the forest, the birds stop singing. They're talking about me. I'm sure of it. They're just too scared to do it to my face.<br>
<br>
<br>
Boat<br>
Moat<br>
Coat<br>
Float<br>
Goat<br>
Note<br>
Wrote<br>
secretnamesecretnamesecretname<br>
<br>
<br>
He touches me when I'm not looking<br>
<br>
<br>
Sometimes I hear the people talking about their days. They talk about family and the weather and yesterday and tomorrow. They say What a good day it was and How was your day and Have a nice day. I say talk talk talk talk. How can you enjoy your day when you share it with everyone? Time is a private thing. The dragon hides it from us all, parceling it out in dribs and drabs. Save your time. Save your time. I keep mine locked up tight. Where no one can find it. Not even Him.<br>
<br>
<br>
Hold me now<br>
Rock me gently<br>
My tears are burning, dear<br>
Don't jinx it<br>
Don't jinx it<br>
Hold your breath, one big one now<br>
One last gasp<br>
And we're done<br>
<br>
<br>
He talks all the time, but his words are useless. Talking, talking. Let's talk. Never doing. Always talking. Words become meaningless. They float on the air. Dissipate like passed gas. Make him stop talking. Make him stop talking to me.<br>
 <br>
<br>
Always take care when dealing with women. They see things we do not. A smile. A glance. They mean nothing to us, everything to them. They twist their smiles to meet our own. They avert a gaze just so. Watch them closely. They rule the world; they just don't know it.<br>
<br>
<br>
Am I indecisive? Yes and no.<br>
<br>
<br>
They came to bring me food today. I ate it, though I know it was poisoned. They lace it with black flour and edgeroot. They think it keeps me quiet, sedate. I know better. Sometimes I chew up the bread and spit it into the corners of my cell. No one notices, and the rats eat it after a time. It keeps them quiet, sedate. When I eat the rats, the poison is more dilute. And I gain their memories.<br>
<br>
<br>
I don't believe it's fair that I'm forced to deal with the stupid. Or the obtuse. Or the pedantic. Yet they give me rules, like Go here and Do that and Eat this and Kill that. They don't know that I know their names. Eventually I'll get to them. And I'll make the rules.<br>
<br>
<br>
Just You wait and see<br>
Good Gods come and go, but<br>
All Lords eventually fall<br>
A God can wake up mortal.<br>
<br>
<br>
If I learn from my mistakes, will I eventually stop making them? Is there a balance I can achieve, a perfect harmony with my self? Shall I seek that point where there are no more mistakes to be made? All the lessons learned? When that happens, do we die? Do we become gods? Do the gods even want us?<br>
<br>
<br>
Maybe all dogs go outside deliberately. Maybe a decision gets overly deliberate. Might a dream grow overly demented? He knows. He knows. He knows.<br>
<br>
<br>
Stories are for children and dreamers. Poetry is for weaklings and madmen. Epics glorify the vile and vilify the glorious. Read minds, not words.<br>
<br>
<br>
I think it's time to go. He's still in my head, but I think he might leave if I'm quiet. Shh. Shh.<br>
}}}

**訳文 [#text_ja]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。
#pre{{{{
<font face=1><div align="center"> Fenroyの戯言<br>
<br>
<br>
<div align="left"><br>
<br>
[以下の断片は自殺により早すぎた死を遂げた著者の部屋より生前に集められたものである。それらは主にベッドシーツと床のむき出しの石材に書かれており、自身の体液をインク代わりとしていた。その複写のいくつかから著者の真の意図を推し量ることもできるだろう。]<br>
<br>
母は理性などないと言っていた。<br>
ものはそれがあるような仕方であるだけだ。<br>
母は嘘をついた。<br>
私は雨を見ることができる、雨を感じることができる。<br>
風を感じることのみできる。<br>
誰かが隠れている。<br>
<br>
<br>
私が森を歩けば、鳥は歌うことをやめる。彼らは私について話すのだ。そんなことは分かっている。私に向かって歌いかけることを恐れているだけだ。<br>
<br>
<br>
ボート<br>
堀<br>
コート<br>
浮くもの<br>
ヤギ<br>
ノート<br>
書いた<br>
秘密の名前秘密の名前秘密の名前<br>
<br>
<br>
彼は私が見ていないときに触れてくる<br>
<br>
<br>
ときどき人々が日頃について語っているのを耳にする。家族や天気、昨日や明日についてのことを語っているのだ。「今日はとてもよい日だった」、「君の1日はどうだった」、「よい1日を」といったことを話している。私は語って語って語って語ることを言っているのだ。「みんなと一緒にすごす1日はどのくらい楽しい?」時間は私的なものである。 気の荒い人はそのことを私たち全てから隠し、少量に微量に分割する。時間を節約しろ。時間を節約しろ。私はきつく心にしまいこんでおこう。誰も見つけることができないように。彼でさえも。<br>
<br>
<br>
今すぐ抱いてくれ<br>
優しく揺り動かしてくれ<br>
私の涙は燃えている、愛しい人よ<br>
不幸をもたらさないでくれ<br>
不幸をもたらさないでくれ<br>
息をしてくれ、今一度大きく<br>
最後のあえぎ<br>
そして私たちは終わった<br>
<br>
<br>
彼は絶えず語りかけるがそれは無駄である。絶えず語りかけている。話そう。何もするな。常に話している。言葉は意味を持たなくなる。言葉は空気に浮く。ガスのように散らしてくれ。彼が話すのをとめてくれ。彼が私に語りかけるのをとめてくれ。<br>
 <br>
<br>
常に女性を扱うように大事にしろ。彼らは私たちがしなかったことを見る。笑顔。目配せ。彼らは私たちにとって価値がない、全ては彼らにとって価値がない。彼らは私たちが会うための笑顔をゆがめる。彼らはちょうどそのように視線を避ける。彼らを近くで見てみろ。彼らは世界を支配しているが、自身はそのことを知らない。<br>
<br>
<br>
私は優柔不断?そうとも言えるそうでないとも言える。<br>
<br>
<br>
彼らは私に食べ物を持ってきた。それに毒が盛られていることを知りながらも私は食べた。彼らは黒い小麦粉とエッジャ根に毒を混ぜ込んだ。私を静かにしようと落ち着かせようと考えたのだ。私はよりよいことを知っていた。ときどき噛み砕いたパンを部屋の隅に吐き出した。誰も気づかなかったし、後でネズミがそれを食べた。そのことは内密であり、事は荒立たなかった。私がネズミを食べたとき、毒は薄まっていた。そしてネズミたちの記憶を得た。<br>
<br>
<br>
私がまぬけの相手をさせられるのは正当でないと信じる。まぬけでなければ愚鈍だ。それか学者面した輩だ。しかし彼らは私に命令する、ここに行けだのあれをしろだのこれを食べろ、あれを殺せといったことだ。彼らは私が彼らの名前を知っていることを知らない。やがて私は彼らの心に影響を及ぼすだろう。そして支配するだろう。<br>
<br>
<br>
あなたは待ち、そして見ていてくれ<br>
善き神は去来するが<br>
全ての支配者は倒れる<br>
神は定命のものを目覚めさせることができる<br>
<br>
<br>
私が自身の過ちから学ぶのなら、やがて過ちを犯すことはなくなったのだろうか?到達することのできる均衡があり、完全な調和は私ともにあるのだろうか?そういう調和を捜し求めれば、間違うことはなかっただろうか?全ての教訓を学んだ?そのとき私たちは死ぬのか?神々となるのか?神々は私たちを望みさえするのか?<br>
<br>
<br>
くだらない者たちはみなゆっくりと外に出るだろう。決断は非常に計画的なものになるだろう。夢は大いに狂ったものとなるだろうか?彼は知っている。知っている。知っている。<br>
<br>
<br>
物語は子供たちと夢見る人のためにある。詩は虚弱な人と狂った人のためにある。叙事詩は不道徳を称え、栄光を中傷する。言葉ではなく心を読め。<br>
<br>
<br>
もう行く時間だ。彼はまだ私の頭の中にいる、しかし私が静かにしていれば彼も去るだろう。シー。シー。<br>
}}}}

#pre{{{{
font face=1><div align="center"> Fenroyの戯言<br>
<font face=1><div align="center"> Fenroyの戯言<br>
<br>
<br>
<div align="left"><br>
<br>
[以下の断片は、著者が自らの手で早すぎる死を遂げる少し前に、著者の部屋より集められたものである。主にベッドシーツと床のむき出しの石材に、自身の体液のみをインク代わりとして書かれていたため、著者の意図したところを編者が推測しつつ書き写した部分もある。]<br>
<br>
母さんは理由などないと言った<br>
ものはそれがあるような仕方であるだけだ<br>
母さんは嘘をつく<br>
私には雨が見える、雨が感じられる<br>
風は感じることしかできない<br>
誰かが隠れてる<br>
<br>
<br>
私が森を歩くと、鳥たちは歌うのをやめる。鳥たちは私のことを話しているのだ。まちがいない。私の目の前で話すのがこわいだけだ。<br>
<br>
<br>
ボート<br>
堀<br>
コート<br>
浮くもの<br>
ヤギ<br>
ノート<br>
書いた<br>
秘密の名前秘密の名前秘密の名前<br>
<br>
<br>
彼は私が見ていないときに触れてくる<br>
<br>
<br>
ときどき人々が日々について話すのを耳にする。人々は家族や天気のこと、昨日や明日のことを話す。「今日はとてもよい日だった」、「君の1日はどうだった」、「よい1日を」などと言う。話して話して話して話してばかり。誰も彼もに自分の1日の話をしていたら、1日を楽しむことなどできるだろうか?時間は私的なものだ。 竜がそれを私たち全てから隠し、ほんの少しずつ分け与えるのだ。時間を節約しろ。時間を節約しろ。私は自分の時間をしまいこんで固く鍵をかけている。誰にも見つからないところに。「彼」にさえも。<br>
<br>
<br>
今すぐ抱いて<br>
優しく揺らして<br>
私の涙は燃えている、愛しい人よ<br>
不幸をもたらさないで<br>
不幸をもたらさないで<br>
息をとめて、今一度大きく<br>
最後のあえぎ<br>
それで一巻の終り<br>
<br>
<br>
彼は四六時中話している。でもその言葉は役に立たない。話、話ばかり。さあ話そう。何もやらない。ずっと話ばかり。言葉は意味を失くしていく。言葉は宙を漂う。ガスのように散っていく。彼が話すのをとめてくれ。彼が私に話しかけるのをとめてくれ。<br>
 <br>
<br>
女と関わる時は気をつけろ。女は私たちに見えないものを見る。ほほえみ。一瞥。それは我々には意味がないが、女にはどんな意味にでもなる。女は我々の笑顔に歪んだ笑顔で応える。女は注意深く視線をそらす。女たちをしっかり見張れ。奴らが世界を支配しているのだ。自分たちでは気づいていないだけだ。<br>
<br>
<br>
私は優柔不断?そうとも言えるそうでないとも言える。<br>
<br>
<br>
今日、彼らは私に食べ物を持ってきた。毒を盛ってあるとわかっていたが、私は食べた。黒い小麦粉とエッジャ根が混ぜてあるのだ。奴らはそれで私を鎮め、おとなしくさせることができると思っている。その手に乗るものか。ときどき私はパンを噛み砕いて部屋の隅に吐き出す。誰も気づきはしないし、しばらくすればネズミが食べてしまう。するとネズミは鎮まり、おとなしくなる。それからそのネズミを食べれば毒は薄まっている。そして私はネズミの記憶を得る。<br>
<br>
<br>
私がまぬけの相手をさせられるのは正当なことじゃない。まぬけでなければ愚鈍だ。それか学者面した輩だ。なのに奴らは私に命令する、ここに行けだのあれをしろだのこれを食べろだのあれを殺せだの。私が奴らの名前を知っていることを奴らは知らない。やがて私は奴らの心に影響を及ぼすだろう。そして私が命令するのだ。<br>
<br>
<br>
あなたはただ見ていてくれ<br>
善き神々は去来するが<br>
全ての支配者は倒れる<br>
神は定命のものを目覚めさせることができる<br>
<br>
<br>
自分の過ちから学べば、やがて過ちを犯すことはなくなるのだろうか?私が均衡に到達することは可能なのだろうか、自分自身との完璧な調和に?過ちを犯すことなどもうありえないという状態を目指すべきなのか?学ぶべき教訓はすべて学び尽くしたという状態を?そうなった時、我々は死ぬのだろうか?我々は神になるのか?そもそも神々は我々を望んでいるのか?<br>
<br>
<br>
きっと犬どもはみな慎重に外に出て行くだろう。きっと決断はあまりに慎重になりすぎるだろう。狂った夢に狂いすぎなどということがあるのだろうか?彼は知ってる。彼は知ってる。彼は知ってる。<br>
<br>
<br>
物語は子供と夢見る人のため。詩は虚弱者と狂人のため。叙事詩は卑しいものを栄光で飾り、栄光を卑しめる。心を読め、言葉じゃない。<br>
<br>
<br>
そろそろ行く時が来たようだ。彼はまだ私の頭の中にいる。でも私が静かになればきっと彼も去るだろう。シー。シー。<br>

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