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Vanilla/Books/SKLxMercantile2
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//===================================
// Format_ver:0.0.1 (2008-01-01)
//
// 【解説】
// ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレー...
// ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します
//
// 【記述ガイド】
// ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが...
// コピペすると編集上も表示上も便利です
//
// 【注意】
// ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は
// 『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』
// になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に
// 正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。
// ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_...
// ・半角スペースを記述するとそこで改行扱いになるので注意...
// ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていく...
// ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残し...
//===================================
*題名 [#k38aa990]
**原題 [#n095ac9c]
-The Wolf Queen, v 4
**訳題 [#yc47812c]
-【訳題記述エリア】
*本文 [#h7711572]
**原文 [#fe20190e]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。
#pre{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">The Wolf Queen, Book Four<br>
by Waughin Jarth<br>
<DIV align="left">From the pen of the first century third...
<br>
3E 109:<br>
Ten years after being crowned Emperor of Tamriel, Antioch...
<br>
Nine years after the death of her husband, King Mantiarco...
<br>
<br>
3E 110:<br>
Potema stood at the harbor and watched the boat from Pyan...
<br>
The men aboard were not merely pale, they were entirely c...
<br>
"His Great Majesty, King Orgnum," said the translator, ha...
<br>
"You speak Cyrodilic very well," said Potema.<br>
<br>
"I am fluent in the languages of four continents," said t...
<br>
"Please tell his highness that he is welcome here, and th...
<br>
"Of course," said the translator, and then made several n...
<br>
"My diplomatic emissary Lord Vhokken will show you to you...
<br>
His Great Majesty King Orgnum did understand, and Potema ...
<br>
"Good morning, mom."<br>
<br>
"Good morning, darling," said Potema, lifting her son in ...
<br>
"That's probably because I'm eleven," said Uriel, perfect...
<br>
"I was fanatical about studying at your age," said Potema...
<br>
"I am king," said Uriel petulantly.<br>
<br>
"But don't be satisfied with that," said Potema. "By all ...
<br>
Uriel nodded his head. Potema took a moment to marvel at ...
<br>
"Good Morning, Master Iachesis," he said, enunciating eac...
<br>
"They do, King Uriel, thank you," said Iachesis, delighte...
<br>
Iachesis and his Psijics entered the chamber and the door...
<br>
"I am so sorry to have kept you waiting," said Potema. "T...
<br>
"It's not all that long a voyage," said one of the gray c...
<br>
"Ah. You've seen my most recent guests, King Orgnum and h...
<br>
"Of course," said Iachesis proudly. "We have nothing to g...
<br>
"Rather like a flea on whatever mongrel happens along, ar...
<br>
With a majestic stride, Potema left the stateroom, leavin...
<br>
"We must speak to Lord Levlet," said one of the grey cloa...
<br>
"Yes," said Iachesis. "Perhaps we should."<br>
<br>
Levlet was quickly found at his usual place at the Moon a...
<br>
"You've reconsidered," said Levlet with a broad smile.<br>
<br>
"Your Emperor," said Iachesis, and then corrected himself...
<br>
"The Mages Guild has generously -- "<br>
<br>
"Perhaps for as low ten million gold pieces," said Iaches...
<br>
Over the course of dinner, Potema promised King Orgnum th...
<br>
The ship left harbor that morning, en route to the Summer...
<br>
"They will do it for eight million, your highness" he sai...
<br>
"Thank Mara," said Potema. "I need more time for an insur...
<br>
Three months later, Potema heard that the fleet of the Py...
<br>
"Sometimes making people hate you," she said, holding her...
<br>
<br>
}}}
**訳文 [#y105bb23]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづ...
#pre{{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">「狼女王」第四巻<br>
Waughin_Jarth著<br>
<DIV align="left">第3紀、第1世紀の賢人Montocaiの手記よ...
<br>
第3紀109年<br>
Tamrielを統べる皇帝として皇冠を授かってから十年余り、世俗...
<br>
夫のMantiarcoが没してから九年後、彼女は未だ摂政として幼い...
<br>
<br>
第3紀110年<br>
Potemaは海岸に立って、Pyandoneaから遣って来たボートの姿を...
<br>
そのボートに乗っている男たちは、ただ青白いというだけでは...
<br>
「Orgnum国王陛下で在らせられます」たどたどしく通訳者が言...
<br>
「とてもCyrodiil語がお上手ですのね」<br>
<br>
「私は四大陸の言語に精通しております」通訳者は返す。「Atm...
<br>
「この地で陛下は歓迎されていると、それから、何か欲しいも...
<br>
「勿論です」通訳者は頷いてみせる。そして、彼が二言か三言...
<br>
「外交特使を務めるVhokken公が陛下の宿泊する部屋で待ってお...
<br>
それにOrgnumは頷くと、Pyandoneaの人々との昼食会の準備へと...
<br>
「おはよう、お母さん」<br>
<br>
「おはよう、Uriel」そう言って、彼の体を持ち上げてみせる。...
<br>
「きっと、僕が十一歳だからだよ」そう彼女の冗談に調子を合...
<br>
「あなた位の年には、私は勉強に夢中だったものよ」<br>
<br>
「僕は王様だもん」口を尖らせて答える。<br>
<br>
「でも、それに満足しちゃいけないわ」Potemaは言う。「皇帝...
<br>
Urielは頷く。その瞬間、彼の面立ちがTiber_Septimにソックリ...
<br>
「お早う御座います、Iachesis導師」Potemaのハートを飛び上...
<br>
「ええ、Uriel王子、みな気に入りましたとも」喜んで感心した...
<br>
背後のドアを閉めて、Iachesisの率いるPsijicたちが部屋に入...
<br>
「待たせて済まなかったわ」彼女は言う。「はるばるSummerset...
<br>
「なになに、大して長い航海ではありませんよ」灰の外套を纏...
<br>
「あら、Orgnum国王と従者の方達を見たのね。ついさっき到着...
<br>
「勿論です」堂々とIachesisは答える。「このPyandoneaの侵入...
<br>
「あら、それって、どんな雑種犬の毛皮にも潜り込もうとする...
<br>
居並ぶ灰外套の者達からジロジロと見られるのも構わずに、Pot...
<br>
「Levlet公と話しておくべきでしょう」灰外套の一人が言う。<...
<br>
「ああ」Iachesisは返す。「そうすべきだろう」<br>
<br>
Levletは、すぐに馴染みの〈月と酔いどれ〉亭に姿を現した。I...
<br>
「考え直してくれたんだな」にんまりとLevletは笑ってみせる...
<br>
「諸君の皇帝は、」そう切り出してからIachesisは言い直すと...
<br>
「魔道士ギルドだったら、もっと気前よく――」<br>
<br>
「きっと、何とも安上がりなことに、一千万で飲むだろうね」I...
<br>
会食を進めながら、通訳者を通しつつ、兄への謀反を進めるた...
<br>
その朝に、Summerset_Islesと来るべき侵攻とに舵を取る船は海...
<br>
「Iachesisの連中は八百万で手を打ちましたよ、女王陛下」<br>
<br>
「Mara(訳注_愛の神)に感謝すべきね」Potemaは言った。「謀...
<br>
それから三ヵ月後、Pyandoneaの艦隊が完全に壊滅したとPotema...
<br>
「時には、敢えて憎まれることで、」息子のUrielを抱き締めな...
<br>
<br>
訳注 Potemaが息子Urielに対して「Talos」と呼び掛ける場面...
}}}}
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづ...
#pre{{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">「狼女王」第四巻<br>
Waughin_Jarth著<br>
<DIV align="left">第3紀、第1世紀の賢人Montocaiの手記よ...
<br>
第3紀109年<br>
Tamrielを統べる皇帝として皇冠を授かってから十年余り、世俗...
<br>
夫のMantiarcoが没してから九年後、彼女は未だ摂政として幼い...
<br>
<br>
第3紀110年<br>
Potemaは海岸に立って、Pyandoneaから遣って来たボートの姿を...
<br>
そのボートに乗っている男たちは、ただ青白いというだけでは...
<br>
「Orgnum国王陛下で在らせられます」たどたどしく通訳者が言...
<br>
「とてもCyrodiil語がお上手ですのね」<br>
<br>
「私は四大陸の言語に精通しております」通訳者は返す。「Atm...
<br>
「この地で陛下は歓迎されていると、それから、何か欲しいも...
<br>
「勿論です」通訳者は頷いてみせる。そして、彼が二言か三言...
<br>
「外交特使を務めるVhokken公が陛下の宿泊する部屋で待ってお...
<br>
それにOrgnumは頷くと、Pyandoneaの人々との昼食会の準備へと...
<br>
「おはよう、お母さん」<br>
<br>
「おはよう、Uriel」そう言って、彼の体を持ち上げてみせる。...
<br>
「きっと、僕が十一歳だからだよ」そう彼女の冗談に調子を合...
<br>
「あなた位の年には、私は勉強に夢中だったものよ」<br>
<br>
「僕は王様だもん」口を尖らせて答える。<br>
<br>
「でも、それに満足しちゃいけないわ」Potemaは言う。「皇帝...
<br>
Urielは頷く。その瞬間、彼の面立ちがTiber_Septimにソックリ...
<br>
「お早う御座います、Iachesis導師」Potemaのハートを飛び上...
<br>
「ええ、Uriel王子、みな気に入りましたとも」喜んで感心した...
<br>
背後のドアを閉めて、Iachesisの率いるPsijicたちが部屋に入...
<br>
「待たせて済まなかったわ」彼女は言う。「はるばるSummerset...
<br>
「なになに、大して長い航海ではありませんよ」灰の外套を纏...
<br>
「あら、Orgnum国王と従者の方達を見たのね。ついさっき到着...
<br>
「勿論です」堂々とIachesisは答える。「このPyandoneaの侵入...
<br>
「あら、それって、どんな雑種犬の毛皮にも潜り込もうとする...
<br>
居並ぶ灰外套の者達からジロジロと見られるのも構わずに、Pot...
<br>
「Levlet公と話しておくべきでしょう」灰外套の一人が言う。<...
<br>
「ああ」Iachesisは返す。「そうすべきだろう」<br>
<br>
Levletは、すぐに馴染みの〈月と酔いどれ〉亭に姿を現した。I...
<br>
「考え直してくれたんだな」にんまりとLevletは笑ってみせる...
<br>
「諸君の皇帝は、」そう切り出してからIachesisは言い直すと...
<br>
「魔道士ギルドだったら、もっと気前よく――」<br>
<br>
「きっと、何とも安上がりなことに、一千万で飲むだろうね」I...
<br>
会食を進めながら、通訳者を通しつつ、兄への謀反を進めるた...
<br>
その朝に、Summerset_Islesと来るべき侵攻とに舵を取る船は海...
<br>
「Iachesisの連中は八百万で手を打ちましたよ、女王陛下」<br>
<br>
「Maraに感謝すべきね」Potemaは言った。「謀反には、まだ時...
<br>
それから三ヵ月後、Pyandoneaの艦隊が完全に壊滅したとPotema...
<br>
「時には、敢えて憎まれることで、」息子のUrielを抱き締めな...
<br>
<br>
訳注__Potemaが息子Urielに対して「Talos」と呼び掛ける場面...
}}}}
#pre{{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">「狼女王」第四巻<br>
Waughin_Jarth著<br>
<DIV align="left">第3紀、第1世紀の賢人Montocaiの手記よ...
<br>
第3紀109年<br>
Tamrielの皇帝として戴冠してから十年、Antiochus_Septimは帝...
<br>
夫のMantiarco王が没してから九年後、Potemaは幼い息子Uriel...
<br>
<br>
第3紀110年<br>
Potemaは港に立って、Pyandoneaからの船が到着するのを見つめ...
<br>
その船に乗っている男たちは、ただ青白いというだけではなく...
<br>
「Orgnum国王陛下であらせられます」たどたどしく通訳者が言...
<br>
「とてもCyrodiil語がお上手ですのね」Potemaは言った。<br>
<br>
「私は四大陸の言語に精通しております」通訳者は答えた。「A...
<br>
「この地で陛下は歓迎されていると、それから、陛下のいかな...
<br>
「勿論です」通訳者は頷いた。そして彼が二言か三言、国王に...
<br>
「外交特使を務めるVhokken公がお部屋にご案内します」Potema...
<br>
Orgnum国王陛下はそれをご理解なさった。そこでPotemaはその...
<br>
「おはよう、お母さん」<br>
<br>
「おはよう、Uriel」そう言って、Potemaは内心とは別の気分を...
<br>
「きっと、僕が十一歳だからだよ」Urielは答えたが、母親の策...
<br>
「あなた位の歳には、私は勉強に夢中だったものよ」<br>
<br>
「僕は王様だもん」口を尖らせて答える。<br>
<br>
「でも、それに満足しちゃいけないわ」Potemaは言った。「あ...
<br>
Urielは頷いた。Potemaは一瞬、息子とTiber_Septimの肖像画と...
<br>
「おはようございます、Iachesis導師」Urielは、各音節をはっ...
<br>
「ええ、Uriel王子、みな気に入りましたとも」喜んで感心した...
<br>
Iachesisの率いるPsijicたちが部屋に入ると、その背後で扉が...
<br>
「待たせて済まなかったわ」彼女は言う。「はるばるSummerset...
<br>
「なになに、大して長い航海ではありませんよ」灰色外套の一...
<br>
「ああ、Orgnum国王と従者の方達をご覧になったのね。ついさ...
<br>
「勿論です」堂々とIachesisは答えた。「Pyandoneaの侵略によ...
<br>
「まるで、どんな雑種犬の毛皮にも潜り込もうとする蚤みたい...
<br>
顔を見合わせる灰色外套たちを残し、Potemaは威厳のある堂々...
<br>
「Levlet公と話すべきでしょう」灰色外套の一人が言った。<br>
<br>
「ああ」Iachesisは答えた。「そうすべきかもしれん」<br>
<br>
Levletは、行きつけの〈月と酔いどれ〉亭ですぐに見つかった...
<br>
「考え直してくれたんだな」にんまりとLevletは笑ってみせる...
<br>
「諸君の皇帝は、」そう切り出してからIachesisは言い直して...
<br>
「Mages_Guildは気前のよいことに――」<br>
<br>
「あるいは一千万まで下げてもよろしい」Iachesisは口早に言...
<br>
会食を進めながら、通訳者を介して、Potemaは兄への謀反を主...
<br>
船はその朝港を離れ、Summerset_Islesへ、来るべき侵攻へと舵...
<br>
「Iachesisの連中は八百万で手を打ちましたよ、女王陛下」<br>
<br>
「Mara(訳注_愛の神)に感謝すべきね」Potemaは言った。「謀...
<br>
それから三ヵ月後、Pyandoneaの艦隊が完全に壊滅したとPotema...
<br>
「時には、敢えて憎まれることで、」息子のUrielを抱き締めな...
<br>
<br>
訳注 Potemaが息子Urielに対して「Talos」と呼び掛ける場面...
}}}}
終了行:
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// Format_ver:0.0.1 (2008-01-01)
//
// 【解説】
// ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレー...
// ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します
//
// 【記述ガイド】
// ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが...
// コピペすると編集上も表示上も便利です
//
// 【注意】
// ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は
// 『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』
// になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に
// 正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。
// ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_...
// ・半角スペースを記述するとそこで改行扱いになるので注意...
// ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていく...
// ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残し...
//===================================
*題名 [#k38aa990]
**原題 [#n095ac9c]
-The Wolf Queen, v 4
**訳題 [#yc47812c]
-【訳題記述エリア】
*本文 [#h7711572]
**原文 [#fe20190e]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。
#pre{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">The Wolf Queen, Book Four<br>
by Waughin Jarth<br>
<DIV align="left">From the pen of the first century third...
<br>
3E 109:<br>
Ten years after being crowned Emperor of Tamriel, Antioch...
<br>
Nine years after the death of her husband, King Mantiarco...
<br>
<br>
3E 110:<br>
Potema stood at the harbor and watched the boat from Pyan...
<br>
The men aboard were not merely pale, they were entirely c...
<br>
"His Great Majesty, King Orgnum," said the translator, ha...
<br>
"You speak Cyrodilic very well," said Potema.<br>
<br>
"I am fluent in the languages of four continents," said t...
<br>
"Please tell his highness that he is welcome here, and th...
<br>
"Of course," said the translator, and then made several n...
<br>
"My diplomatic emissary Lord Vhokken will show you to you...
<br>
His Great Majesty King Orgnum did understand, and Potema ...
<br>
"Good morning, mom."<br>
<br>
"Good morning, darling," said Potema, lifting her son in ...
<br>
"That's probably because I'm eleven," said Uriel, perfect...
<br>
"I was fanatical about studying at your age," said Potema...
<br>
"I am king," said Uriel petulantly.<br>
<br>
"But don't be satisfied with that," said Potema. "By all ...
<br>
Uriel nodded his head. Potema took a moment to marvel at ...
<br>
"Good Morning, Master Iachesis," he said, enunciating eac...
<br>
"They do, King Uriel, thank you," said Iachesis, delighte...
<br>
Iachesis and his Psijics entered the chamber and the door...
<br>
"I am so sorry to have kept you waiting," said Potema. "T...
<br>
"It's not all that long a voyage," said one of the gray c...
<br>
"Ah. You've seen my most recent guests, King Orgnum and h...
<br>
"Of course," said Iachesis proudly. "We have nothing to g...
<br>
"Rather like a flea on whatever mongrel happens along, ar...
<br>
With a majestic stride, Potema left the stateroom, leavin...
<br>
"We must speak to Lord Levlet," said one of the grey cloa...
<br>
"Yes," said Iachesis. "Perhaps we should."<br>
<br>
Levlet was quickly found at his usual place at the Moon a...
<br>
"You've reconsidered," said Levlet with a broad smile.<br>
<br>
"Your Emperor," said Iachesis, and then corrected himself...
<br>
"The Mages Guild has generously -- "<br>
<br>
"Perhaps for as low ten million gold pieces," said Iaches...
<br>
Over the course of dinner, Potema promised King Orgnum th...
<br>
The ship left harbor that morning, en route to the Summer...
<br>
"They will do it for eight million, your highness" he sai...
<br>
"Thank Mara," said Potema. "I need more time for an insur...
<br>
Three months later, Potema heard that the fleet of the Py...
<br>
"Sometimes making people hate you," she said, holding her...
<br>
<br>
}}}
**訳文 [#y105bb23]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづ...
#pre{{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">「狼女王」第四巻<br>
Waughin_Jarth著<br>
<DIV align="left">第3紀、第1世紀の賢人Montocaiの手記よ...
<br>
第3紀109年<br>
Tamrielを統べる皇帝として皇冠を授かってから十年余り、世俗...
<br>
夫のMantiarcoが没してから九年後、彼女は未だ摂政として幼い...
<br>
<br>
第3紀110年<br>
Potemaは海岸に立って、Pyandoneaから遣って来たボートの姿を...
<br>
そのボートに乗っている男たちは、ただ青白いというだけでは...
<br>
「Orgnum国王陛下で在らせられます」たどたどしく通訳者が言...
<br>
「とてもCyrodiil語がお上手ですのね」<br>
<br>
「私は四大陸の言語に精通しております」通訳者は返す。「Atm...
<br>
「この地で陛下は歓迎されていると、それから、何か欲しいも...
<br>
「勿論です」通訳者は頷いてみせる。そして、彼が二言か三言...
<br>
「外交特使を務めるVhokken公が陛下の宿泊する部屋で待ってお...
<br>
それにOrgnumは頷くと、Pyandoneaの人々との昼食会の準備へと...
<br>
「おはよう、お母さん」<br>
<br>
「おはよう、Uriel」そう言って、彼の体を持ち上げてみせる。...
<br>
「きっと、僕が十一歳だからだよ」そう彼女の冗談に調子を合...
<br>
「あなた位の年には、私は勉強に夢中だったものよ」<br>
<br>
「僕は王様だもん」口を尖らせて答える。<br>
<br>
「でも、それに満足しちゃいけないわ」Potemaは言う。「皇帝...
<br>
Urielは頷く。その瞬間、彼の面立ちがTiber_Septimにソックリ...
<br>
「お早う御座います、Iachesis導師」Potemaのハートを飛び上...
<br>
「ええ、Uriel王子、みな気に入りましたとも」喜んで感心した...
<br>
背後のドアを閉めて、Iachesisの率いるPsijicたちが部屋に入...
<br>
「待たせて済まなかったわ」彼女は言う。「はるばるSummerset...
<br>
「なになに、大して長い航海ではありませんよ」灰の外套を纏...
<br>
「あら、Orgnum国王と従者の方達を見たのね。ついさっき到着...
<br>
「勿論です」堂々とIachesisは答える。「このPyandoneaの侵入...
<br>
「あら、それって、どんな雑種犬の毛皮にも潜り込もうとする...
<br>
居並ぶ灰外套の者達からジロジロと見られるのも構わずに、Pot...
<br>
「Levlet公と話しておくべきでしょう」灰外套の一人が言う。<...
<br>
「ああ」Iachesisは返す。「そうすべきだろう」<br>
<br>
Levletは、すぐに馴染みの〈月と酔いどれ〉亭に姿を現した。I...
<br>
「考え直してくれたんだな」にんまりとLevletは笑ってみせる...
<br>
「諸君の皇帝は、」そう切り出してからIachesisは言い直すと...
<br>
「魔道士ギルドだったら、もっと気前よく――」<br>
<br>
「きっと、何とも安上がりなことに、一千万で飲むだろうね」I...
<br>
会食を進めながら、通訳者を通しつつ、兄への謀反を進めるた...
<br>
その朝に、Summerset_Islesと来るべき侵攻とに舵を取る船は海...
<br>
「Iachesisの連中は八百万で手を打ちましたよ、女王陛下」<br>
<br>
「Mara(訳注_愛の神)に感謝すべきね」Potemaは言った。「謀...
<br>
それから三ヵ月後、Pyandoneaの艦隊が完全に壊滅したとPotema...
<br>
「時には、敢えて憎まれることで、」息子のUrielを抱き締めな...
<br>
<br>
訳注 Potemaが息子Urielに対して「Talos」と呼び掛ける場面...
}}}}
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづ...
#pre{{{{
<font face=1><br>
<DIV align="center">「狼女王」第四巻<br>
Waughin_Jarth著<br>
<DIV align="left">第3紀、第1世紀の賢人Montocaiの手記よ...
<br>
第3紀109年<br>
Tamrielを統べる皇帝として皇冠を授かってから十年余り、世俗...
<br>
夫のMantiarcoが没してから九年後、彼女は未だ摂政として幼い...
<br>
<br>
第3紀110年<br>
Potemaは海岸に立って、Pyandoneaから遣って来たボートの姿を...
<br>
そのボートに乗っている男たちは、ただ青白いというだけでは...
<br>
「Orgnum国王陛下で在らせられます」たどたどしく通訳者が言...
<br>
「とてもCyrodiil語がお上手ですのね」<br>
<br>
「私は四大陸の言語に精通しております」通訳者は返す。「Atm...
<br>
「この地で陛下は歓迎されていると、それから、何か欲しいも...
<br>
「勿論です」通訳者は頷いてみせる。そして、彼が二言か三言...
<br>
「外交特使を務めるVhokken公が陛下の宿泊する部屋で待ってお...
<br>
それにOrgnumは頷くと、Pyandoneaの人々との昼食会の準備へと...
<br>
「おはよう、お母さん」<br>
<br>
「おはよう、Uriel」そう言って、彼の体を持ち上げてみせる。...
<br>
「きっと、僕が十一歳だからだよ」そう彼女の冗談に調子を合...
<br>
「あなた位の年には、私は勉強に夢中だったものよ」<br>
<br>
「僕は王様だもん」口を尖らせて答える。<br>
<br>
「でも、それに満足しちゃいけないわ」Potemaは言う。「皇帝...
<br>
Urielは頷く。その瞬間、彼の面立ちがTiber_Septimにソックリ...
<br>
「お早う御座います、Iachesis導師」Potemaのハートを飛び上...
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「ええ、Uriel王子、みな気に入りましたとも」喜んで感心した...
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背後のドアを閉めて、Iachesisの率いるPsijicたちが部屋に入...
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「待たせて済まなかったわ」彼女は言う。「はるばるSummerset...
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「なになに、大して長い航海ではありませんよ」灰の外套を纏...
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「あら、Orgnum国王と従者の方達を見たのね。ついさっき到着...
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「勿論です」堂々とIachesisは答える。「このPyandoneaの侵入...
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「あら、それって、どんな雑種犬の毛皮にも潜り込もうとする...
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居並ぶ灰外套の者達からジロジロと見られるのも構わずに、Pot...
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「Levlet公と話しておくべきでしょう」灰外套の一人が言う。<...
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「ああ」Iachesisは返す。「そうすべきだろう」<br>
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Levletは、すぐに馴染みの〈月と酔いどれ〉亭に姿を現した。I...
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「考え直してくれたんだな」にんまりとLevletは笑ってみせる...
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「諸君の皇帝は、」そう切り出してからIachesisは言い直すと...
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「魔道士ギルドだったら、もっと気前よく――」<br>
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「きっと、何とも安上がりなことに、一千万で飲むだろうね」I...
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会食を進めながら、通訳者を通しつつ、兄への謀反を進めるた...
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その朝に、Summerset_Islesと来るべき侵攻とに舵を取る船は海...
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「Iachesisの連中は八百万で手を打ちましたよ、女王陛下」<br>
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「Maraに感謝すべきね」Potemaは言った。「謀反には、まだ時...
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それから三ヵ月後、Pyandoneaの艦隊が完全に壊滅したとPotema...
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「時には、敢えて憎まれることで、」息子のUrielを抱き締めな...
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訳注__Potemaが息子Urielに対して「Talos」と呼び掛ける場面...
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<font face=1><br>
<DIV align="center">「狼女王」第四巻<br>
Waughin_Jarth著<br>
<DIV align="left">第3紀、第1世紀の賢人Montocaiの手記よ...
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第3紀109年<br>
Tamrielの皇帝として戴冠してから十年、Antiochus_Septimは帝...
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夫のMantiarco王が没してから九年後、Potemaは幼い息子Uriel...
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第3紀110年<br>
Potemaは港に立って、Pyandoneaからの船が到着するのを見つめ...
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その船に乗っている男たちは、ただ青白いというだけではなく...
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「Orgnum国王陛下であらせられます」たどたどしく通訳者が言...
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「とてもCyrodiil語がお上手ですのね」Potemaは言った。<br>
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「私は四大陸の言語に精通しております」通訳者は答えた。「A...
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「この地で陛下は歓迎されていると、それから、陛下のいかな...
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「勿論です」通訳者は頷いた。そして彼が二言か三言、国王に...
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「外交特使を務めるVhokken公がお部屋にご案内します」Potema...
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Orgnum国王陛下はそれをご理解なさった。そこでPotemaはその...
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「おはよう、お母さん」<br>
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「おはよう、Uriel」そう言って、Potemaは内心とは別の気分を...
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「きっと、僕が十一歳だからだよ」Urielは答えたが、母親の策...
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「あなた位の歳には、私は勉強に夢中だったものよ」<br>
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「僕は王様だもん」口を尖らせて答える。<br>
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「でも、それに満足しちゃいけないわ」Potemaは言った。「あ...
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Urielは頷いた。Potemaは一瞬、息子とTiber_Septimの肖像画と...
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「おはようございます、Iachesis導師」Urielは、各音節をはっ...
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「ええ、Uriel王子、みな気に入りましたとも」喜んで感心した...
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Iachesisの率いるPsijicたちが部屋に入ると、その背後で扉が...
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「待たせて済まなかったわ」彼女は言う。「はるばるSummerset...
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「なになに、大して長い航海ではありませんよ」灰色外套の一...
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「ああ、Orgnum国王と従者の方達をご覧になったのね。ついさ...
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「勿論です」堂々とIachesisは答えた。「Pyandoneaの侵略によ...
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「まるで、どんな雑種犬の毛皮にも潜り込もうとする蚤みたい...
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顔を見合わせる灰色外套たちを残し、Potemaは威厳のある堂々...
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「Levlet公と話すべきでしょう」灰色外套の一人が言った。<br>
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「ああ」Iachesisは答えた。「そうすべきかもしれん」<br>
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Levletは、行きつけの〈月と酔いどれ〉亭ですぐに見つかった...
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「考え直してくれたんだな」にんまりとLevletは笑ってみせる...
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「諸君の皇帝は、」そう切り出してからIachesisは言い直して...
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「Mages_Guildは気前のよいことに――」<br>
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「あるいは一千万まで下げてもよろしい」Iachesisは口早に言...
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会食を進めながら、通訳者を介して、Potemaは兄への謀反を主...
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船はその朝港を離れ、Summerset_Islesへ、来るべき侵攻へと舵...
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「Iachesisの連中は八百万で手を打ちましたよ、女王陛下」<br>
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「Mara(訳注_愛の神)に感謝すべきね」Potemaは言った。「謀...
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それから三ヵ月後、Pyandoneaの艦隊が完全に壊滅したとPotema...
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「時には、敢えて憎まれることで、」息子のUrielを抱き締めな...
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訳注 Potemaが息子Urielに対して「Talos」と呼び掛ける場面...
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