Vanilla/Books/Book4RareFragmentOnArtaeum の変更点

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// Format_ver:0.0.1 (2008-01-01)
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// 【解説】
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// 【記述ガイド】
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// 【注意】
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//  『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』
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*題名 [#name]
**原題 [#name_en]
-Fragment: On Artaeum

**訳題 [#name_ja]
-【訳題記述エリア】

*本文 [#text]
**原文 [#text_en]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。
#pre{{{
<font face=1><br>
On Artaeum<br>
By Taurce il-Anselma<br>
<br>
<IMG src="Book/fancy_font/t_52x61.dds" width=52 height=61>he Isle of Artaeum (ar-TAY-um) is the third largest island in the Summurset archipelago, located south of the Moridunon village of Potansa and west of the mainland village of Runcibae.  It is best known for being home to the Psijic Order, perhaps the oldest monastic group in Tamriel.<br>
<br>
The earliest written record of Psijics is from the 20th year of the First Era and tells the tale of the renowned Breton sage and author Voernet, traveling to the Isle of Artaeum to meet with Iachesis, the Ritemaster of the Psijics.<br>
<br>
Even then, the Psijics were the counsellors of kings and proponents of the "Elder Way," taught to them by the original race that inhabited Tamriel.  The Elder Way is a philosophy of meditation and study said to bind the forces of nature to the individual will.  It differs from magicka in origin, but the effects are much the same.<br>
<br>
That said, it is perhaps more than coincidence that the Isle of Artaeum literally vanished from the shores of Summurset at the beginning of the Second Era at about the time of the founding of the Mages Guild in Tamriel.  Various historians and scholars have published theories about this, but perhaps none but Iachesis and his own could shed light on the matter.<br>
<br>
Five hundred years passed and Artaeum returned.  The Psijics on the Isle consisted of persons, mostly Elves, who had disappeared and were presumed dead in the Second Era.  They could not or would not offer any explanation for Artaeum's whereabouts during that time, or the fate of Iachesis and the original council of Artaeum.<br>
<br>
Currently, the Psijics are led by the Loremaster Celarus, who has presided over the Council of Artaeum for the last two hundred and fifty years.  The Council's influence in Tamrielan politics is tidal. The kings of Sumurset, particularly those of Moridunon, have often sought the Psijics' opinion. Emperor Uriel V was much influenced by the Council in the early, most glorious parts of his reign, before his disastrous attack on Akavir. It has even been suggested that the fleet of King Orghum of Pyandonea was destroyed by a joint effort of Emperor Antiochus and the Psijic Order.  The last four emperors, Uriel VI, Morihatha, Pelagius IV, and Uriel VII, have been suspicious of the Psijics enough to refuse ambassadors from the Isle of Artaeum within the Imperial City.<br>
<br>
The Isle of Artaeum is difficult to chart geographically.  It is said that it shifts continuously either at random or by decree of the Council.  Visitors to the island are so rare as to be almost unheard of.  Anyone desirous of a meeting with a Psijic may find contacts in Potansa and Runcibae as well as many of the kingdoms of Summurset.<br>
<br>
Were it more accessible, Artaeum would be a favored destination for travelers.  I have been to the Isle once and still dream of its idyllic orchards and clear pastures, its still and silent lagoons, its misty woodlands, and the unique Psijic architecture that seems to be as natural as its surroundings as well as wondrous in its own right.  The Ceporah Tower in particular I would study, for it is a relic from a civilization that predates the High Elves by several hundred years and is still used in certain rites by the Psijics.  Perhaps one day I might return.<br>
<br>
[Note:  The author is currently on the Isle of Artaeum by gracious consent of Master Sargenius of the Council of Artaeum.]<br>
<br>
<br>
}}}

**訳文 [#text_ja]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。
#pre{{{{
<font face=1><br>
「断片:Artaeumについて」<br>
著者:Taurce_il-Anselma<br>
<br>
<IMG src="Book/fancy_font/a_70x61.dds" width=70 height=61>rtaeum(ar-TAY-um)島はSummursetの群島の中でも3番目に大きな代物であり、Moridunon_のPotansa村の南方に、本土のRuncibae村の西方に位置している。その場所は、恐らくTamriel最古の修道士集団であるだろうPsijic結社の拠点として極めて広範に知られている。<br>
<br>
Psijicsに関する最初期の記録は第1時代の20年のものであり、それは、Bretonの高名なる賢者にして作家であるVoernetがArtaeum島を訪れてPsijicsの儀式長〔Ritemaster〕であるIachesisに面会した物語を記載している。<br>
<br>
当時でさえも、Psijicsたちは、諸王と“古の道”〔Elder_Way〕――Tamrielに住んでいた原種族によって教えられた――の擁護者に対する相談役であった。古の道とは、自然の諸力を個人の意志に結び付けると言われる、瞑想と研究に関する哲学である。その起源は魔術と異なるけれど、その効力は両者ともに酷似している。<br>
<br>
そして、恐らく偶然の一致を越えるものであるだろうが、第2時代の初頭に、だいたい魔術師ギルドがTamrielに設立された頃に、Artaeum島はSummurset地方から文字どおりに消失したと言われている。この事件について様々な歴史家と学者が理論を公にしたけれど、恐らく、Iachesisと彼自身の理論を除いては、この問題に解決の光を投げかけられるものは存在しないだろう。<br>
<br>
500年間が過ぎて、Artaeumは帰還した。その島のPsijicsたちは人間――主にElf――によって構成されていたが、その彼らは姿を消しており、恐らく第2時代の間に死去したものと思われた。その間のArtaeumの所在、Iachesisの運命、あるいは、Artaeum独自の評議会について、〔残された〕Psijicsたちは如何なる説明も与えられず、また、そうすることを頑として拒否した。<br>
<br>
現在、Psijicsたちは知識長〔Loremaster〕のCelarusに率いられており、ここ250年間、彼はArtaeum評議会を統括してきた。Tamrielの政治に対する、その評議会の影響は、引いては満ちる潮流のようである。Sumursetの諸王、とりわけMoridunonの歴代国王は、しばしばPsijicsたちの見解を求めてきた。皇帝Uriel5世は、Akavirに対する激しい襲撃の以前、その初期の極めて華々しい統治の折には、その評議会から大いに影響を受けていた。Antiochus帝とPsijic結社の共闘によってPyandoneaのOrghum王の擁する艦隊は撃破されたが、それさえも彼らの提案によるものであった。最近の4人の皇帝、すなわち、Uriel6世、Morihatha、Pelagius4世、Uriel7世はPsijicsたちに懐疑の目を向けており、Artaeum島からの大使が帝都に入ることを拒絶しているほどである。<br>
<br>
Artaeum島を海図に記すことは地理的に困難である。その島は、無作為に、あるいは、評議会の法令に従って絶えず移動していると言われている。Artaeum島への訪問者は極めて稀であり、その者の噂も殆ど聞かれない。もしもPsijicsたちに会いたいならば、Summursetの多くの諸王国のように、PotansaとRuncibaeに於いて彼らとの接触を得られるかも知れない。<br>
<br>
もっとアクセスが容易であるならば、旅行者にとっての格好の目的地であるだろう。かつて私は島を訪れたが、今でも、その夢を見るものである。牧歌的な果樹園、鮮やかな緑の牧草地、静かに落ち着いた礁湖〔環礁に囲まれた海面〕、霧がかった森林、それ自体が驚くべきものでありながら周囲の環境と同じく自然に溶け込んでいるPsijicsの独特な建造物。とりわけ、Ceporahの塔が私の研究対象であったものだ。何故なら、その塔はHigh_Elfに数百年も先行する文明の遺物であり、今でもPsijicsの或る儀式のために用いられているものであるからだ。きっと、いつの日にか、私は再訪することだろう。<br>
<br>
(注釈:Artaeum評議会のSargenius師の親切心に満ちた許可によって、現在、この著者はArtaeum島に滞在している。)<br>
<br>
<br>
}}}}
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。
#pre{{{{
<font face=1><br>
「断片:Artaeumについて」<br>
著者:Taurce_il-Anselma<br>
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<IMG src="Book/fancy_font/a_70x61.dds" width=70 height=61>rtaeum(ar-TAY-um)島はSummursetの群島の中でも3番目に大きな代物であり、Moridunon_のPotansa村の南方に、本土のRuncibae村の西方に位置している。その場所は、恐らくTamriel最古の修道士集団であるだろうPsijic_Orderの拠点として極めて広範に知られている。<br>
<br>
Psijicに関する最初期の記録は第1時代の20年のものであり、それは、Bretonの高名なる賢者にして作家であるVoernetがArtaeum島を訪れてPsijicの儀式長〔Ritemaster〕であるIachesisに面会した物語を記載している。<br>
Psijicに関する最初期の記録は第1紀の20年のものであり、それは、Bretonの高名なる賢者にして作家であるVoernetがArtaeum島を訪れてPsijicの儀式長〔Ritemaster〕であるIachesisに面会した物語を記載している。<br>
<br>
当時でさえも、Psijicたちは、諸王と“古の道”〔Elder_Way〕――Tamrielに住んでいた原種族によって教えられた――の擁護者に対する相談役であった。古の道とは、自然の諸力を個人の意志に結び付けると言われる、瞑想と研究に関する哲学である。その起源は魔術と異なるけれど、その効力は両者ともに酷似している。<br>
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そして、恐らく偶然の一致を越えるものであるだろうが、第2時代の初頭に、だいたい魔術師ギルドがTamrielに設立された頃に、Artaeum島はSummurset地方から文字どおりに消失したと言われている。この事件について様々な歴史家と学者が理論を公にしたけれど、恐らく、Iachesisと彼自身の理論を除いては、この問題に解決の光を投げかけられるものは存在しないだろう。<br>
そして、恐らく偶然の一致を越えるものであるだろうが、第2紀の初頭に、だいたい魔術師ギルドがTamrielに設立された頃に、Artaeum島はSummurset地方から文字どおりに消失したと言われている。この事件について様々な歴史家と学者が理論を公にしたけれど、恐らく、Iachesisと彼自身の理論を除いては、この問題に解決の光を投げかけられるものは存在しないだろう。<br>
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500年間が過ぎて、Artaeumは帰還した。その島のPsijicたちは人間――主にElf――によって構成されていたが、その彼らは姿を消しており、恐らく第2時代の間に死去したものと思われた。その間のArtaeumの所在、Iachesisの運命、あるいは、Artaeum独自の評議会について、〔残された〕Psijicたちは如何なる説明も与えられず、また、そうすることを頑として拒否した。<br>
500年間が過ぎて、Artaeumは帰還した。その島のPsijicたちは人間――主にElf――によって構成されていたが、その彼らは姿を消しており、恐らく第2紀の間に死去したものと思われた。その間のArtaeumの所在、Iachesisの運命、あるいは、Artaeum独自の評議会について、〔残された〕Psijicたちは如何なる説明も与えられず、また、そうすることを頑として拒否した。<br>
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現在、Psijicたちは知識長〔Loremaster〕のCelarusに率いられており、ここ250年間、彼はArtaeum評議会を統括してきた。Tamrielの政治に対する、その評議会の影響は、引いては満ちる潮流のようである。Sumursetの諸王、とりわけMoridunonの歴代国王は、しばしばPsijicたちの見解を求めてきた。皇帝Uriel5世は、Akavirに対する激しい襲撃の以前、その初期の極めて華々しい統治の折には、その評議会から大いに影響を受けていた。Antiochus帝とPsijic_Orderの共闘によってPyandoneaのOrghum王の擁する艦隊は撃破されたが、それさえも彼らの提案によるものであった。最近の4人の皇帝、すなわち、Uriel6世、Morihatha、Pelagius4世、Uriel7世はPsijicたちに懐疑の目を向けており、Artaeum島からの大使が帝都に入ることを拒絶しているほどである。<br>
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Artaeum島を海図に記すことは地理的に困難である。その島は、無作為に、あるいは、評議会の法令に従って絶えず移動していると言われている。Artaeum島への訪問者は極めて稀であり、その者の噂も殆ど聞かれない。もしもPsijicたちに会いたいならば、Summursetの多くの諸王国のように、PotansaとRuncibaeに於いて彼らとの接触を得られるかも知れない。<br>
<br>
もっとアクセスが容易であるならば、旅行者にとっての格好の目的地であるだろう。かつて私は島を訪れたが、今でも、その夢を見るものである。牧歌的な果樹園、鮮やかな緑の牧草地、静かに落ち着いた礁湖〔環礁に囲まれた海面〕、霧がかった森林、それ自体が驚くべきものでありながら周囲の環境と同じく自然に溶け込んでいるPsijicの独特な建造物。とりわけ、Ceporahの塔が私の研究対象であったものだ。何故なら、その塔はHigh_Elfに数百年も先行する文明の遺物であり、今でもPsijicの或る儀式のために用いられているものであるからだ。きっと、いつの日にか、私は再訪することだろう。<br>
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(注釈:Artaeum評議会のSargenius師の親切心に満ちた許可によって、現在、この著者はArtaeum島に滞在している。)<br>
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