//=================================== // Format_ver:0.0.1 (2008-01-01) // // 【解説】 // ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレート記載のヘッダです。 // ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します // // 【記述ガイド】 // ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが付いたまま // コピペすると編集上も表示上も便利です // // 【注意】 // ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は // 『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』 // になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に // 正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。 // ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_)に置き換えてください // ・半角スペースを記述するとそこで改行扱いになるので注意して下さい // ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていくようにして下さい // ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残して置いて下さい(プログラム処理用) //=================================== *題名 [#name] **原題 [#name_en] -Diary of Springheel Jak **訳題 [#name_ja] -【訳題記述エリア】 *本文 [#text] **原文 [#text_en] // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。 #pre{{{ <font face=5>I knew a man who was a great thief. He dared steal from Nocturnal herself! How odd that I cannot seem to recall his name. I think we were friends, but I'm not certain. In three days I will venture into Taren's crypt. Graverobbing alone is dangerous. Maybe I should try to find a partner. Didn't I once know a great thief? <br> <br> <br> I begin this second entry in the second volume of my diary on a momentous day. Actually it is night, the night when my second life begins. It will be forever night for me. I have become one of the children of the night, a son to mother wolf and brother to the bat. I am nosferatu, a vampyre. Tonight is the first night of the rest of eternity.<br> <br> <br> I rediscovered this diary today. It has been 13 years since I last wrote in it. With an eternity before, and the blood hunger ever pulsing in my veins, there is little urgency for diaries, or much of anything. Amiela is calling to me. I must go.<br> <br> <br> Has it really been 89 years since I last wrote? The pages are getting fragile. I have rediscovered purpose, though it took nearly a century. I have finally gained some measure of control over the blood frenzy. I think I will try to establish a life among the living in one of their great cities.<br> <br> <br> I had forgotten about this diary. I won't bother to calculate how many decades it has been since I last wrote in it. The cattle of this city know me as Jakben, Earl of Imbel. Centuries ago I knew myself as Springheel Jak, the famous thief. I seem to recall having a famous partner, but his name escapes me. No matter. I have grown beyond friends and partners. I rule the night here in the city.<br> }}} **訳文 [#text_ja] // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。 #pre{{{{ <font face=5>凄腕の盗賊が知り合いだった。奴はあのNocturnal自身から盗みをはたらいたんだ!奇妙だが、そいつの名前を思い出すことができない。友達だったような気もするが、確かじゃない。3日後にTaren's_cryptに忍び込む。墓泥棒だけだって危険だ。いい相棒を探すべきか。凄腕の盗賊の友人がいたはずなんだが?<br> <br> <br> この記念すべき日に日記の第二回を書き込むことにする。日、というか夜だ。俺の第二の人生が始まる夜。永遠の夜が始まる。夜の子になった。母なる狼の息子、蝙蝠の兄弟に。俺はnosferatu、吸血鬼だ。今日から永遠がはじまる。<br> <br> <br> 今日この日記を再発見した。最後の書き込みから13年もたってる。目の前にある永遠と、血の乾きから、日記に書くこともない。Amielaが呼んでる。行かなければ。<br> <br> <br> 最後に書き込んでから89年も本当に過ぎたのだろうか?ページがぼろぼろになってきてる。一世紀ほどかかったが、目的を見つけた。血の乾きをある程度制御できるようになった。大都市に行って人間の中で生きてみようと思う。<br> <br> <br> この日記のことは忘れてた。あの書き込みから何年経ったのか計算する気もない。この都市の家畜達は俺のことをJakben,_Earl_of_Imbelという名前で知っている。数世紀前の俺は有名な盗賊のSpringheel_Jakだった。有名な相棒がいたような気がするが、名前が思い出せない。どうでもいい。友人や相棒なんて世界は超越した。俺はこの街の夜の支配者なのだ。<br> }}}} #pre{{{{ <font face=5>知り合いに大盗賊がいた。なんとあのNocturnalから盗みを働いた男だ。だが不思議なことに、彼の名前を思い出せない。友達だったはずだが、それすらあやふやだ。三日後、Tarenの霊廟に盗みに入る予定だ。ソロで墓泥棒に入るのは危険だ。パートナーを探した方がいいかもしれない。知り合いに大盗賊がいなかったか?<br> <br> <br> この日を記念して、二度目の日記をつけようと思う。いや、正確には「この夜」を記念してだ。第二の人生が始まった夜だ。もはや夜が私のすべて。私は母なる狼の息子、コウモリの兄弟、夜の申し子の仲間になった。私はノスフェラトゥ、すなわち吸血鬼となったのだ。今宵は永遠に続く夜の初夜となる。<br> <br> <br> 今日、忘れていたこの日記を再発見した。最後に書いたのは13年前だ。目の前にある永遠と、血の乾きから、日記に書くこともない。Amielaが呼んでる。行かなければ。<br> <br> <br> 最後に書いたのが89年前だとは信じがたい。ページがボロボロになってきている。一世紀ほど経ったが、志を思い出した。やっと血の乾きを制御できるようになってきた。大都市に行って生者の中で身を立てようと思う。<br> <br> <br> この日記を忘れていた。最後に書いた日から何十年たったのか計算する気にもならない。この都の家畜どもは、私のことをJakben, Earl of Imbelと呼んでいる。数世紀前の私は、盗賊のSpringheel Jakだった。相棒がいたはずだが、どうしても名前が出てこない。どうでもいい。友達も相棒も、もう不要だ。私は都の夜の支配者となったのだから。<br> }}}}