Vanilla/Books/Book2CommonManualMixedUnitTactics の変更点

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// Format_ver:0.0.1 (2008-01-01)
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// 【解説】
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// ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します
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// 【記述ガイド】
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//  コピペすると編集上も表示上も便利です
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//  『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』
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// ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_)に置き換えてください
// ・半角スペースを記述するとそこで改行扱いになるので注意して下さい
// ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていくようにして下さい
// ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残して置いて下さい(プログラム処理用)
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*題名 [#name]
**原題 [#name_en]
-Mixed Unit Tactics

**訳題 [#name_ja]
-【訳題記述エリア】

*本文 [#text]
**原文 [#text_en]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。
#pre{{{
<div align="center"><font face=1><br>
Mixed Unit Tactics<br>
in the Five Years War<br>
Volume One<br>
By Codus Callonus<br>
<div align="left"><br>
The Legions could learn from the unconventional tactics used by the Khajiit in the Five Years War against Valenwood. I was stationed at the Sphinxmoth Legion Fort on the border near Dune and witnessed many of the northern skirmishes firsthand.<br>
<br>
The war started with the so-called "Slaughter of Torval." The Khajiit claim that the Bosmer invaded the city without provocation and killed over a thousand citizens before being driven off by reinforcements from a nearby jungle tribe. The Bosmer claim that the attack was in retaliation for Khajiti bandits who were attacking wood caravans headed for Valenwood.<br>
<br>
In the spring of 3E 396 the war moved closer to Fort Sphinxmoth. I was posted on lookout and saw parts of the conflict. I later spoke with both Khajiit and Bosmer who fought in the battle, and it will serve as an excellent example of how the Khajiit used a mixture of ground and tree units to win the war.<br>
<br>
The Khajiit began the fight in an unusual way by sending tree-cutting teams of Cathay-raht and the fearsome Senche-raht or "Battlecats" into the outskirts of Valenwood's forests. When word reached the Bosmer that trees were being felled (allegedly a crime in the strange Bosmeri religion), a unit of archers were dispatched from larger conflicts in the south. The Bosmer were thus goaded into splitting their forces into smaller groups.<br>
<br>
The Bosmer archers took up positions in the remaining trees whose branches were now twenty or more feet apart, allowing some light into the forest floor. The Bosmer bent the remaining trees with their magics into small fortifications from which to fire their bows.<br>
<br>
When the tree-cutters arrived the next morning, a half dozen Khajiit fell to the Bosmer arrows in the first volley. After that the Khajiit took large wooden shields from the backs of the Senche-raht and made a crude shelter. The Khajiit, even the enormous Senche-raht, were able to hide between this shelter and one of the larger trees. When it became apparent that the Khajiit would not leave their shelter, some Bosmer choose to descend and engage the Khajiit sword-to-claw.<br>
<br>
When the Bosmer were nearly upon the shelter, one of the Khajiit began playing on a native instrument of plucked metal bars. This was a signal of some kind, and a small group of the man-like Ohmes and Ohmes-raht emerged from covered holes on the forest floor. Although outnumbered, they were attacking from behind by surprise and won the ground quickly.<br>
<br>
The Bosmer archers in the trees would have still won the battle were they not having troubles of their own. A group of Dagi and Dagi-raht, two of the less common forms of Khajiit who live in the trees of the Tenmar forest, jumped from one tree to another under a magical cover of silence. They took up positions in the higher branches that could not hold a Bosmer's weight. When the signal came, they used their claws and either torches or spells of fire (accounts from the two survivors I spoke with vary on this point) to distract the archers while the battle on the ground took place. A few of the archers were able to flee, but most were killed.<br>
<br>
Apparently the Dagi and Dagi-raht have more magical ability than is widely believed if they were able to keep themselves magically silenced for so long. One of the surviving Bosmer told me that he saw a few ordinary cats among the Dagi and even claimed that these ordinary cats are known as 'Alfiq' and that they were the spellcasters, but Bosmer are almost as unreliable as the Khajiit when it comes to the truth, and I cannot believe that a housecat can cast spells.<br>
<br>
At the end of the day the Khajiit lost perhaps a half-dozen fighters out a force of no more than four dozen, while the Bosmer lost nearly an entire company of archers. The survivors were unable to report back before a second company of archers arrived and this strategy was repeated again, with similar results. Finally, a much larger force was sent and the Bosmer won that battle with the help of the native animals of Valenwood. That third skirmish and the Khajiti response I will discuss in the second volume of this series.
}}}

**訳文 [#text_ja]
// 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。
#pre{{{{
<div align="center"><font face=1><br>
5年戦争に於ける<br>
混合部隊の戦術<br>
第1巻<br>
著者:Codus_Callonus<br>
<div align="left"><br>
Valenwoodに対する5年戦争に際してKhajiitが使用した、今まで用いられることの無かった戦術から諸軍団は学ぶところが在るかも知れない。Dune近くの国境付近に位置するSphinxmoth軍団要塞に配置されて、私は北方に於ける小戦闘を直接に目撃してきた。<br>
<br>
いわゆる『Torvalの虐殺』〔Slaughter_of_Torval〕によって、その戦争は幕を開けた。Khajiitの主張によれば、何の挑発を受けていないにも関わらずBosmerは街に侵入して、そして、付近の密林に暮らす部族からの援軍によって追い払われるまで、1千人を越える市民を殺害した。Bosmerの主張によれば、その攻撃とは、Valenwoodに向かって木材を運んでいた〔Bosmerの〕隊商を襲撃した、そのKhajiitの盗賊たちに対する報復であった。<br>
<br>
第3時代396年の春、その戦火はSphinxmoth要塞の付近にまで及んだ。私は見張りの任に就けられたので、その紛争の所々を目にすることになった。後になって、その戦闘に参加したKhajiitとBosmerの両方と言葉を交わしたので、それは、如何にしてKhajiitが陸上部隊と樹木部隊を混ぜ合わせて戦争に勝利したのかということに関する素晴らしい一例として役に立つだろう。<br>
<br>
通常とは異なる手法に於いてKhajiitは戦闘を開始した。つまり、Cathay-rahtと恐ろしいSenche-raht(あるいは“戦猫”)から構成される樹木伐採のチームを、Valenwoodの森々の周辺に送り出したのだ。木々が切り倒されている(聞くところによれば、Bosmerの一風変わった宗教に於いては、その樹木伐採は罪である)という知らせがBosmerに届くと、激化していた南方の紛争から弓兵部隊が派遣された。こうして、Bosmerは自身の軍勢を小集団に分割するように扇動されたのである。<br>
<br>
Bosmerの弓兵たちは残された木々に陣取った。その木々の枝々は、いまや互いに20フィート(あるいは、それ以上)も離れており、いくらか陽光が森の地面に差し込むほどであった〔※1〕。Bosmerは残された木々を魔術によって捩じ曲げると、そこから矢を発射するための小さな要塞を作り上げた。<br>
<br>
翌朝、樹木伐採のチームが到着すると、Bosmerによる最初の矢の一斉射撃でもって半ダースのKhajiitが倒れ伏した。その後で、KhajiitはSenche-rahtの背中から大きな木製の盾を幾つか取り出して、急ごしらえのシェルターを拵えた。Khajiit、それに体格に優れたSenche-rahtでさえも、このシェルターと1本の大樹の間に身を隠すことは可能であった。どうしてもKhajiitはシェルターから出て行こうとしないことが明らかになると、あるBosmerたちは剣でもって彼らを切り裂くために地面に降りることを選択した。<br>
<br>
そのBosmerがシェルターの直ぐ近くまで来たところで、Khajiitの1人が、引き抜いた金属棒から作った、土着の楽器の演奏を始めた。これは、ある種の合図だった。そして、人間に似ているOhmesとOhmes-rahtから構成される小集団が、森の地面に隠された幾つかの穴から姿を現した。数では劣っていたが、彼らは背後からの奇襲によって迅速に陸上を制圧した。<br>
<br>
木々に陣取っているBosmerの弓兵は依然として勝利をものにしようとしていたが、そのために面倒が引き起こされることは無かった。DagiとDagi-raht(Tenmarの森の木々に住んでいる、あまり有り触れていないKhajiitの種類)の一団が、魔術によって音を消しながら木々を跳び移ってきた。彼らは、Bosmerの体重を支えられない高いところの枝々に陣取った。合図が為されると、彼らは鉤爪と松明あるいは炎の魔法(この点では、私と言葉を交わした2人の生き残りの話は食い違っている)を用いて、陸上で戦闘が為されている間、弓兵の精神集中を妨げた。数人の弓兵は逃げ出せられたが、その殆どは殺されてしまった。<br>
<br>
それほど長らく静寂の魔法を持続できたならば、広範に信じられているよりもDagiとDagi-rahtは明らかに魔術の才に優れていることになる。生き残ったBosmerの1人が私に語ったところによれば、彼はDagiたちの中に数匹の普通の猫を見たそうである。そして、これらの普通の猫が魔法使いのAlfiqとして知られていると主張さえした。しかし、その真偽について言えば、Bosmerは殆どKhajiitと同程度に信用ならないし、家猫が魔法を使えるということは私には信じられない話である。<br>
<br>
その日の終わりには、Bosmerが弓兵部隊の殆ど全員を失ったのに対して、Khajiitは僅かに4ダースの軍勢の内の恐らく半ダースの戦士を失った。第2の弓兵部隊が到着して、この戦術が繰り返されて同様の結果が生まれる前に、生き残りたちが報告に戻ることは叶わなかった。ついに大軍勢が送られてきて、Valenwoodの土地の動物たちの力を借りることによって、その戦闘にBosmerは勝利を収めた。その第3番目の小戦闘とKhajiitの反応については、このシリーズの第2巻〔※2〕にて論ずることにしよう。<br>
<br>
訳注<br>
 ※1 ValenwoodはBosmerの故郷であり、陽光を遮るほどに木々が鬱蒼と繁茂する地域である。<br>
 ※2 現在、本書「5年戦争に於ける混合部隊の戦術」は第1巻のみゲーム中に登場している。<br>
}}}}

#pre{{{{
<div align="center"><font face=1><br>
5年戦争に於ける<br>
混合部隊の戦術<br>
第1巻<br>
著者:Codus_Callonus<br>
<div align="left"><br>
Valenwoodに対する5年戦争の中でKhajiitが使用したかつて例のない戦術から、諸軍団は学ぶところが在るかも知れない。私はDune近くの国境付近に位置するSphinxmoth軍団要塞に配置されており、北方に於ける小戦闘を直接目撃した。<br>
<br>
いわゆる『Torvalの虐殺』〔Slaughter_of_Torval〕によって、その戦争は幕を開けた。Khajiitの主張によれば、Bosmerは何の挑発も受けていないにも関わらず街に侵攻し、付近の密林に暮らすKhajiitの部族の援軍によって追い払われるまでに1千人を越える市民を殺害したという。Bosmerの主張によれば、その攻撃はValenwoodに木材を運ぶ〔Bosmerの〕隊商を襲撃していたKhajiitの山賊に対する報復であった。<br>
<br>
第3時代396年の春、その戦火はSphinxmoth要塞の付近にまで及んだ。私は見張りの任に就けられたので、その紛争の所々を目にすることになった。後になって私はその戦闘に参加したKhajiitとBosmerの両方と言葉を交わした。これは、如何にしてKhajiitが地上部隊と樹木部隊を混ぜ合わせて戦争に勝利したのか、その戦術を示すすぐれた実例として役立つだろう。<br>
<br>
普通ではない方法でKhajiitは戦闘を開始した。つまり、Cathay-rahtと恐ろしいSenche-raht(“戦猫”)からなる樹木伐採部隊を、Valenwoodの森々の周辺に送り込んだのだ。木々が切り倒されているという知らせがBosmerに届くと(聞くところによれば、Bosmerの一風変わった宗教に於いて樹木伐採は犯罪だという)、彼らは激化していた南方の紛争から弓兵部隊の一つを派遣した。このようにして、Bosmerは自身の軍勢を小集団に分割するよう仕向けられたのである。<br>
<br>
Bosmerの弓兵たちは残された木々に陣取った。その木々の枝々は、いまや互いに20フィート(あるいは、それ以上)も離れており、いくらか陽光が森の地面に差し込むほどであった〔※1〕。Bosmerは残された木々を魔術によって捩じ曲げて、そこから矢を発射するための小さな要塞を作り上げた。<br>
<br>
翌朝、樹木伐採部隊が到着すると、Bosmerの矢の最初の一斉射撃で半ダースのKhajiitが倒れた。それを見たKhajiitは、Senche-rahtたちの背中から大きな木製の盾を取って急ごしらえのシェルターを作った。Khajiitは、体格に優れたSenche-rahtでさえも、このシェルターと1本の大樹の間に身を隠すことができた。Khajiitがどうしてもシェルターから出て来ようとしないことが明らかになると、一部のBosmerは、剣と鉤爪を直接交える戦いにKhajiitを誘い出すために、地面に降りることを選んだ。<br>
<br>
そのBosmerたちがシェルターの直ぐ近くまで来たところで、Khajiitの1人が、引き抜いた金属棒で作った土着の楽器の演奏を始めた。これはある種の合図だった。そして人間に似ているOhmesとOhmes-rahtからなる小部隊が、森の地面に隠されていた幾つかの穴から姿を現した。数では劣っていたが、彼らは背後からの奇襲によって迅速に地上を制圧した。<br>
<br>
一方、樹上に陣取っているBosmerの弓兵たちにも問題が起きていた。それさえなければ、彼らはまだ十分に勝利をものにできていたことだろう。DagiとDagi-raht(Tenmarの森の樹上に住んでいる、あまり一般的でないKhajiitの二つの亜種)の一団が、魔術によって音を消しながら木々を跳び移ってきた。彼らはBosmerの体重を支えられない高いところの枝々に陣取った。合図が為されると、彼らは鉤爪と、松明あるいは炎の魔法(この点で、私と言葉を交わした2人の生き残りの話は食い違っている)を用いて、地上で戦闘が行われている間、弓兵の注意をひきつけた。弓兵のうち何人かは逃げおおせたが、殆どは殺されてしまった。<br>
<br>
それほど長く静寂の魔法を持続できたとなると、どうやらDagiとDagi-rahtは広く信じられているよりも魔術の才に優れていることになる。生き残ったBosmerの1人が私に語ったところによれば、Dagiたちの中に普通の猫が数匹見えたそうである。そして、これらの普通の猫は“Alfiq”として知られるもので、魔法の使い手なのだとまで主張した。しかし、Bosmerは話の真実性という点になると殆どKhajiitと同じくらい信用できないし、家猫が魔法を使えるなどとは私には信じられない話である。<br>
<br>
その日の終わりには、Bosmerが弓兵部隊の殆ど全員を失ったのに対して、Khajiitは4ダースを越えぬ軍勢のうち半ダースほどの戦士を失った。Bosmer側の生存者が報告に戻ることができぬうちに第2の弓兵部隊が到着し、この戦術が繰り返され、同様の結果に終わった。最後にははるかに大規模な軍勢が送られてきて、Valenwoodの土地の動物たちの助けもあってBosmerは戦闘に勝利を収めた。その第3番目の小戦闘とKhajiit側の対応については、このシリーズの第2巻〔※2〕にて論ずることにしよう。<br>
<br>
訳注<br>
 ※1 ValenwoodはBosmerの故郷であり、陽光を遮るほどに木々が鬱蒼と繁茂する地域である。<br>
 ※2 現在、本書「5年戦争に於ける混合部隊の戦術」は第1巻のみゲーム中に登場している。<br>
}}}}

#pre{{{{
<div align="center"><font face=1><br>
5年戦争に於ける<br>
混合部隊の戦術<br>
第1巻<br>
著者:Codus_Callonus<br>
<div align="left"><br>
Valenwoodに対する5年戦争の中でKhajiitが使用したかつて例のない戦術から、諸軍団は学ぶところが在るかも知れない。私はDune近くの国境付近に位置するSphinxmoth軍団要塞に配置されており、北方に於ける小戦闘を直接目撃した。<br>
<br>
いわゆる『Torvalの虐殺』〔Slaughter_of_Torval〕によって、その戦争は幕を開けた。Khajiitの主張によれば、Bosmerは何の挑発も受けていないにも関わらず街に侵攻し、付近の密林に暮らすKhajiitの部族の援軍によって追い払われるまでに1千人を越える市民を殺害したという。Bosmerの主張によれば、その攻撃はValenwoodに木材を運ぶ〔Bosmerの〕隊商を襲撃していたKhajiitの山賊に対する報復であった。<br>
<br>
第3紀396年の春、その戦火はSphinxmoth要塞の付近にまで及んだ。私は見張りの任に就けられたので、その紛争の所々を目にすることになった。後になって私はその戦闘に参加したKhajiitとBosmerの両方と言葉を交わした。これは、如何にしてKhajiitが地上部隊と樹木部隊を混ぜ合わせて戦争に勝利したのか、その戦術を示すすぐれた実例として役立つだろう。<br>
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普通ではない方法でKhajiitは戦闘を開始した。つまり、Cathay-rahtと恐ろしいSenche-raht(“戦猫”)からなる樹木伐採部隊を、Valenwoodの森々の周辺に送り込んだのだ。木々が切り倒されているという知らせがBosmerに届くと(聞くところによれば、Bosmerの一風変わった宗教に於いて樹木伐採は犯罪だという)、彼らは激化していた南方の紛争から弓兵部隊の一つを派遣した。このようにして、Bosmerは自身の軍勢を小集団に分割するよう仕向けられたのである。<br>
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Bosmerの弓兵たちは残された木々に陣取った。その木々の枝々は、いまや互いに20フィート(あるいは、それ以上)も離れており、いくらか陽光が森の地面に差し込むほどであった〔※1〕。Bosmerは残された木々を魔術によって捩じ曲げて、そこから矢を発射するための小さな要塞を作り上げた。<br>
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翌朝、樹木伐採部隊が到着すると、Bosmerの矢の最初の一斉射撃で半ダースのKhajiitが倒れた。それを見たKhajiitは、Senche-rahtたちの背中から大きな木製の盾を取って急ごしらえのシェルターを作った。Khajiitは、体格に優れたSenche-rahtでさえも、このシェルターと1本の大樹の間に身を隠すことができた。Khajiitがどうしてもシェルターから出て来ようとしないことが明らかになると、一部のBosmerは、剣と鉤爪を直接交える戦いにKhajiitを誘い出すために、地面に降りることを選んだ。<br>
<br>
そのBosmerたちがシェルターの直ぐ近くまで来たところで、Khajiitの1人が、引き抜いた金属棒で作った土着の楽器の演奏を始めた。これはある種の合図だった。そして人間に似ているOhmesとOhmes-rahtからなる小部隊が、森の地面に隠されていた幾つかの穴から姿を現した。数では劣っていたが、彼らは背後からの奇襲によって迅速に地上を制圧した。<br>
<br>
一方、樹上に陣取っているBosmerの弓兵たちにも問題が起きていた。それさえなければ、彼らはまだ十分に勝利をものにできていたことだろう。DagiとDagi-raht(Tenmarの森の樹上に住んでいる、あまり一般的でないKhajiitの二つの亜種)の一団が、魔術によって音を消しながら木々を跳び移ってきた。彼らはBosmerの体重を支えられない高いところの枝々に陣取った。合図が為されると、彼らは鉤爪と、松明あるいは炎の魔法(この点で、私と言葉を交わした2人の生き残りの話は食い違っている)を用いて、地上で戦闘が行われている間、弓兵の注意をひきつけた。弓兵のうち何人かは逃げおおせたが、殆どは殺されてしまった。<br>
<br>
それほど長く静寂の魔法を持続できたとなると、どうやらDagiとDagi-rahtは広く信じられているよりも魔術の才に優れていることになる。生き残ったBosmerの1人が私に語ったところによれば、Dagiたちの中に普通の猫が数匹見えたそうである。そして、これらの普通の猫は“Alfiq”として知られるもので、魔法の使い手なのだとまで主張した。しかし、Bosmerは話の真実性という点になると殆どKhajiitと同じくらい信用できないし、家猫が魔法を使えるなどとは私には信じられない話である。<br>
<br>
その日の終わりには、Bosmerが弓兵部隊の殆ど全員を失ったのに対して、Khajiitは4ダースを越えぬ軍勢のうち半ダースほどの戦士を失った。Bosmer側の生存者が報告に戻ることができぬうちに第2の弓兵部隊が到着し、この戦術が繰り返され、同様の結果に終わった。最後にははるかに大規模な軍勢が送られてきて、Valenwoodの土地の動物たちの助けもあってBosmerは戦闘に勝利を収めた。その第3番目の小戦闘とKhajiit側の対応については、このシリーズの第2巻〔※2〕にて論ずることにしよう。<br>
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訳注<br>
 ※1 ValenwoodはBosmerの故郷であり、陽光を遮るほどに木々が鬱蒼と繁茂する地域である。<br>
 ※2 現在、本書「5年戦争に於ける混合部隊の戦術」は第1巻のみゲーム中に登場している。<br>
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