vaglem/翻訳MODの権利問題/経由 の変更点


これまでの経由についてのざっとした流れです。

* 日本語化MODの歩み(PC) [#m69aa2bf]

2006年3月、[[TESシリーズ>http://www.elderscrolls.com/home/home.htm]]最新作の[[The Elder Scrolls IV: Oblivion>http://www.elderscrolls.com/games/oblivion_overview.htm]]が発売されました。

発売前から期待の高かったこのタイトルに対し、日本の有志たちによって[[日本語による情報交換用Wiki>tes4:FrontPage]]が作られたのが2006年の3月26日。そして、そこからスピンアウトする形で日本語化プロジェクトが立ち上がり、[[専用のWiki>FrontPage]]が2006年の5月20日に作られました。

その後一年とちょっと、地道ながらも翻訳作業は進み、現在、本編に関しては翻訳作業はほとんど完成、ゴールが見えてきている状態です。拡張パックのKoNやSIに関しても、ぼちぼち翻訳が始まっているところです。

* [[株式会社スパイク>http://www.spike.co.jp/]]によるローカライズの流れ(XBOX360) [#q6cd44cc]

Wikiでの日本語化プロジェクトとは別の形で、[[メーカーによる正式なローカライズを要望する運動>http://www.geocities.jp/oblivion_jp_request/]]が、[[たのみこむ>http://www.tanomi.com/]]を中心に2006年7月から展開されました。

テキスト量の膨大さと日本市場の小ささ、また前作である[[Morrowind>http://www.elderscrolls.com/games/morrowind_overview.htm]]の前例から、正式なローカライズは難しいだろうと思われましたが、2006年の12月、[[株式会社スパイク>http://www.spike.co.jp/]](以下スパイク)によりXBOX360版のローカライズが進行中であることが[[ファミ通>http://www.famitsu.com/]]経由で発表されます(私事ですが、この日生まれて初めてファミ通を買いました)。
その後2007年4月、正式な発売日(2007.07.26)が発表され、6月始めには[[公式サイト>http://www.spike.co.jp/oblivion/]]での[[日本語版のスクリーンショット>http://www.spike.co.jp/oblivion/art/obliv_screens.html]]の掲載なども始まり、発売は秒読み状態と入ります。

* スパイクによる日本語化MOD提供の発表(PC) ←いまここ [#y618b4bd]

2007年6月14日、[[4gamer>http://www.4gamer.net/]]にて、2008年春以降という留保つきながら、[[スパイクによる日本語化MODが無料で公開されるという発表>http://www.4gamer.net/news.php?url=/DataContents/game/1779.html]]がありました。
これは日本のゲームローカライズ史上前例を見ない決断です。このような事態を予想できた人は、ほんの少し前まで、誰一人いなかったと思います。
Oblivionというゲームへの愛着と、日本のユーザコミュニティに対する理解がなければ、このような英断は到底できなかったでしょう。スパイクの皆様には心から深く感謝します。

* 日本語化MODの今後 [#j291477c]

今まで、有志による日本語化MOD(以下有志MOD)と、スパイクによるローカライズは、PCとXBOX360というプラットフォームの違いもあり、お互い接点を持たずにいました。「PCで日本語版やるなら有志MOD、XBOX360で日本語版やるならスパイクのローカライズ」という流れが、なんとなく出来ていたかと思います。
しかしながら、スパイクによるローカライズMOD(以下スパイクMOD)がPC版にも用意されるという事で、いくつか考えなければならない問題が出てきたのも事実です。
具体的には、以下の問題をどうするか、考えていかないといけないでしょう。

- 有志MODの開発を今後も続けるかどうか
- 有志MODのライセンス問題をどうするか
- スパイクMODからの不正転用をどう防ぐか

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