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Vanilla/Books/SKLxConjuration2
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SKLxConjuration2
**訳文 [#s1b49751] // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。 #pre{{{{ <font face=1><DIV align="center">境界上の橋:MundusとOblivionの間の移動に関する理論と実践について<br> Camilonwe_of_Alinor著<br> <br> <DIV align="left">生命体もしくは自立存在の超境界的な移動は、hyperagonalな媒体による持続的な作用無くしては不可能であり、例え可能であっても、被輸送体が瞬時に後方転送されて終わるだろう。唯一、閾の越境性周縁通過のみが、無限小時間より大きい持続時間を持つ移動を引き起こすであろう。<br> <br> 理論上は他のhyperagonalな媒体の存在も可能だが、知られている限りでは、持続的な越境性周縁通過が可能な超境界的アーティファクトはただ一つ、sigil_stoneのみである。Sigil_stoneは前神話時代の準結晶体的morpholithの一例であり、神秘のdaedric_sigilが刻印されることによって超次元的なアーティファクトへと変成されたものである。Soul_gemなどの一般的なmorpholithは自然の中で見つかる場合があるが、sigil_stoneの作成に用いられる外来のmorpholithはOblivionの虚空の狭間にのみ生じ、daedra的存在の助けなしには発見も回収も不可能である。<br> <br> 上記のとおり、hyperagonalな媒体として必要であるmorpholithおよびdaedric_sigilは、どちらもDaedra_Lordとの交流や取引無しには手に入れる事ができないため、超境界的作業者はconjurationの実践的知識を蓄える事が必要となる。ただし作業者が祈祷に関する技術を充分に有している場合は、特定の魔法効果を付与された品物をもってその代用とする事ができる。Daedra_Lordとの交流や取引は、限られた者だけが知る秘義となっているが、はっきり確立された行為である。しかしこれは、この論文で扱う範囲を超えている。〔注1〕<br> <br> sigil_stoneが入手できたならば、次に超境界的作業者はそのmorpholithにdaedric_sigilを得させる用意をしなくてはならない。<br> <br> 作業者は部屋を一つ用意する。この部屋は外光と外気を完全に遮断するよう封じられ、天井と壁は白石、床は黒タイルでなければならない。そして部屋のすべての表面を、エーテル溶剤にvoid_saltを溶かした溶液によって、儀礼とともに清めておかなければならない。<br> <br> 部屋の中央に正方形の卓を据え、morpholithを載せるための皿を置く。吊り香炉を四つ用意し、gorvixとharradaを混合して作った香を入れる。昼夜の長さが等しくなる日に、作業者はmorpholithを皿に載せ、『法の書』の祭式を詠唱する。これは夜明けより始めて、その日の日没まで休まず続けねばならない。<br> <br> これが済めば、作業者はこうして清められたmorpholithを、刻印を受けるためにDaedra_Lordに差し出す事ができる。Daedra_Lordのsigilが刻印された瞬間、morpholithは真のsigil_stoneとなる。これは神秘的な力を収集・貯蔵する強力なアーティファクトであり、充填されたsoul_gemに多くの点で似ているが、はるかに強力である。このsigil_stoneこそが、閾の越境性周縁通過を支える魔法効果を維持するに不可欠な、莫大な魔力を供給するのである。<br> <br> Oblivionの門を開くためには、作業者は呪文あるいは魔法を付与された品物を使い、そのsigil_stoneに刻印をしたDaedra_Lordと直接交信しなければならない。Daedra_Lordと作業者は共同で召喚特約〔注2〕を発動する。そして、充填されたsigil_stoneを作業者が作動させると、瞬時にsigil_stoneは境界障壁を通過し、sigilが刻印された地点へと転送される。かくしてこの時、一時的な入り口がMundusとOblivionとの間に開かれるのである。この入り口が開いている時間はほんの短い間に過ぎず、選択された地点の境界障壁の強度に左右されるが、これまでの報告では最も長くて数分間である。したがって、この門の有用性はごく限られたものでしかない。<br> <br> 〔注1〕関心を持った研究者には、この分野の基礎的情報を得るためにAlbrecht_Theophannes_BombidiusおよびGalerion_The_Mysticの各著作を勧めたい。<br> 〔注2〕召喚特約の推奨例は、Therionの『もっとも神秘なる盟約の書』、あるいはRalliballahの『Elfの宗教儀礼の諸形態』の中に見出されよう。 }}}}
//=================================== // Format_ver:0.0.1 (2008-01-01) // // 【解説】 // ・この部分は書物翻訳時に自動的に読み込まれるテンプレート記載のヘッダです。 // ・翻訳ページ作成時も削除しない事を推奨します // // 【記述ガイド】 // ・#preの後の中括弧({と})のセット間に原文/訳文をタグが付いたまま // コピペすると編集上も表示上も便利です // // 【注意】 // ・本文部分を囲む#pre記述ですが、原文と訳文を囲む中括弧は // 『原文は3つづつ、訳文は4つづつ』 // になっている事に注意して下さい。これはMod作成時に // 正規表現で本文(訳文)を抽出するのに便利故です。 // ・訳文で半角スペースを表現したいときはアンダースコア(_)に置き換えてください // ・半角スペースを記述するとそこで改行扱いになるので注意して下さい // ・新しい訳を行う場合は古い訳の下に同じ書式で加えていくようにして下さい // ・翻訳未完時は、 【訳文記述エリア】 という文字列を残して置いて下さい(プログラム処理用) //=================================== *題名 [#ce5ba8dd] **原題 [#k215ee95] -Liminal Bridges **訳題 [#md4a8659] -【訳題記述エリア】 *本文 [#qc92a8fb] **原文 [#u6c9b4b4] // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が3つづつ。 #pre{{{ <font face=1><DIV align="center">Liminal Bridges: A Discourse On The Theory and Praxis of Travelling Between Mundus and Oblivion<br> by Camilonwe of Alinor<br> <br> <DIV align="left">Transliminal passage of quickened objects or entities without the persistent agency of hyperagonal media is not possible, and even if possible, would result in instantaneous retromission of the transported referents. Only a transpontine circumpenetra- tion of the limen will result in transits of greater than infinitessimal duration.<br> <br> Though other hyperagonal media may exist in theory, the only known transliminal artifact capable of sustained transpontine circumpenetra- tion is the sigil stone. A sigil stone is a specimen of pre-Mythic quasi-crystalline morpholith that has been transformed into an extra-dimensional artifact through the arcane inscription of a daedric sigil. Though some common morpholiths like soul gems may be found in nature, the exotic morpoliths used to make sigil stones occur only in pocket voids of Oblivion, and cannot be prospected or harvested without daedric assistance.<br> <br> Therefore, since both the morpholiths and the daedric sigils required for hyperagonal media cannot be obtained without traffic and commerce with Daedra Lords, it is necessary that a transliminal mechanic cultivate a working knowledge of conjuration -- though purpose-built enchantments may be substituted if the mechanic has sufficient invocatory skill. Traffic and commerce with Daedra Lords is an esoteric but well-established practice, and lies outside the compass of this treatise. [1]<br> <br> Presuming a sigil stone has been acquired, the transliminal mechanic must first prepare the morpholith to receive the daedric sigil.<br> <br> Let the mechanic prepare a chamber, sealed against all daylight and disturbances of the outer air, roofed and walled with white stone and floored with black tiles. All surfaces of this chamber must be ritually purified with a solution of void salts in ether solvent.<br> <br> A foursquare table shall be placed in the center of the room, with a dish to receive the morpholith. Four censers shall be prepared with incense compounded from gorvix and harrada. On the equinox, the mechanic shall then place the morpolith in the dish and intone the rites of the Book of Law, beginning at dawn and continuing without cease until the sunset of the same day.<br> <br> The mechanic may then present the purified morpholith to the Daedra Lord for his inscription. Once inscribed with the Daedra Lord's sigil, the morpholith becomes a true sigil stone, a powerful artifact that collects and stores arcane power -- similar in many respects to a charged soul gem, but of a much greater magnitude. And it is this sigil stone that is required to provide the tremendous arcane power necessary to sustain the enchantment that supports the transpontine circumpenetration of the limen.<br> <br> To open a gate to Oblivion, the mechanic must communicate directly, by spell or enchantment, with the Daedra Lord who inscribed the sigil stone in question. The Daedra Lord and the mechanic jointly invoke the conjurational charter [2], and the mechanic activates the charged sigil stone, which is immediately transported through the liminal barrier to the spot where its sigil was inscribed, thus opening a temporary portal between Mundus and Oblivion. This portal may only remain open for a brief period of time, depending on the strength of the liminal barrier at the chosen spots, several minutes being the longest ever reported, so the usefulness of such a gate is quite limited.<br> <br> [1] Interested students are invited to consult the works of Albrecht Theophannes Bombidius and Galerion The Mystic for the fundaments of this discipline.<br> [2] Recommended examples of the conjurational charter may be found in Therion's Book of Most Arcane Covenants or Ralliballah's Eleven Ritual Forms. }}} **訳文 [#s1b49751] // 注意:訳文の部分は中括弧({と})が原文部分と異なり4つづつ。 #pre{{{{ <font face=1><DIV align="center">境界上の橋:MundusとOblivionの間の移動に関する理論と実践について<br> Camilonwe_of_Alinor著<br> <br> <DIV align="left">生命体もしくは自立存在の超境界的な移動は、hyperagonalな媒体による持続的な作用無くしては不可能であり、例え可能であっても、被輸送体が瞬時に後方転送されて終わるだろう。唯一、閾の越境性周縁通過のみが、無限小時間より大きい持続時間を持つ移動を引き起こすであろう。<br> <br> 理論上は他のhyperagonalな媒体の存在も可能だが、知られている限りでは、持続的な越境性周縁通過が可能な超境界的アーティファクトはただ一つ、sigil_stoneのみである。Sigil_stoneは前神話時代の準結晶体的morpholithの一例であり、神秘のdaedric_sigilが刻印されることによって超次元的なアーティファクトへと変成されたものである。Soul_gemなどの一般的なmorpholithは自然の中で見つかる場合があるが、sigil_stoneの作成に用いられる外来のmorpholithはOblivionの虚空の狭間にのみ生じ、daedra的存在の助けなしには発見も回収も不可能である。<br> <br> 上記のとおり、hyperagonalな媒体として必要であるmorpholithおよびdaedric_sigilは、どちらもDaedra_Lordとの交流や取引無しには手に入れる事ができないため、超境界的作業者はconjurationの実践的知識を蓄える事が必要となる。ただし作業者が祈祷に関する技術を充分に有している場合は、特定の魔法効果を付与された品物をもってその代用とする事ができる。Daedra_Lordとの交流や取引は、限られた者だけが知る秘義となっているが、はっきり確立された行為である。しかしこれは、この論文で扱う範囲を超えている。〔注1〕<br> <br> sigil_stoneが入手できたならば、次に超境界的作業者はそのmorpholithにdaedric_sigilを得させる用意をしなくてはならない。<br> <br> 作業者は部屋を一つ用意する。この部屋は外光と外気を完全に遮断するよう封じられ、天井と壁は白石、床は黒タイルでなければならない。そして部屋のすべての表面を、エーテル溶剤にvoid_saltを溶かした溶液によって、儀礼とともに清めておかなければならない。<br> <br> 部屋の中央に正方形の卓を据え、morpholithを載せるための皿を置く。吊り香炉を四つ用意し、gorvixとharradaを混合して作った香を入れる。昼夜の長さが等しくなる日に、作業者はmorpholithを皿に載せ、『法の書』の祭式を詠唱する。これは夜明けより始めて、その日の日没まで休まず続けねばならない。<br> <br> これが済めば、作業者はこうして清められたmorpholithを、刻印を受けるためにDaedra_Lordに差し出す事ができる。Daedra_Lordのsigilが刻印された瞬間、morpholithは真のsigil_stoneとなる。これは神秘的な力を収集・貯蔵する強力なアーティファクトであり、充填されたsoul_gemに多くの点で似ているが、はるかに強力である。このsigil_stoneこそが、閾の越境性周縁通過を支える魔法効果を維持するに不可欠な、莫大な魔力を供給するのである。<br> <br> Oblivionの門を開くためには、作業者は呪文あるいは魔法を付与された品物を使い、そのsigil_stoneに刻印をしたDaedra_Lordと直接交信しなければならない。Daedra_Lordと作業者は共同で召喚特約〔注2〕を発動する。そして、充填されたsigil_stoneを作業者が作動させると、瞬時にsigil_stoneは境界障壁を通過し、sigilが刻印された地点へと転送される。かくしてこの時、一時的な入り口がMundusとOblivionとの間に開かれるのである。この入り口が開いている時間はほんの短い間に過ぎず、選択された地点の境界障壁の強度に左右されるが、これまでの報告では最も長くて数分間である。したがって、この門の有用性はごく限られたものでしかない。<br> <br> 〔注1〕関心を持った研究者には、この分野の基礎的情報を得るためにAlbrecht_Theophannes_BombidiusおよびGalerion_The_Mysticの各著作を勧めたい。<br> 〔注2〕召喚特約の推奨例は、Therionの『もっとも神秘なる盟約の書』、あるいはRalliballahの『Elfの宗教儀礼の諸形態』の中に見出されよう。 }}}} *補足 [#r68c29af] この本は、わざと難しい言葉や造語を多用して難解な学術論文風にしてあると思われます。とくに第一段落は英語圏の人でも、人によっては意味不明と感じるようです。 翻訳もそういう雰囲気を出そうとしたため、かなり無理のある造語を使っています(たんに翻訳者の力不足という説もあり)。修正大歓迎。 コンシューマ版がどう翻訳しているのか知りたいものです。 hyperagonal......「死を超越する」「死を通過する」というような意味? morpholith......「morph」は「morphology(形態学)」などの語根。「lith」は「石」という意味(モノリス(monolith)のlith)。なので、合わせて「形態を変える石」というような意味?魔法追加modのMidas Magicでもmorpholithという語は使われてます。
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